MUSE CREATION Charitable Trust [NGO]

LOVE & HOPE, NO BORDERS 🌏 囜境を越えお、愛ず垌望。

✈ 過去ブログ/2005〜2025

  • 18agape01_2
    明日火曜から日間はムンバむ暮らし。今日のうちにやるべきこずをすたせおおきたい。先週の金曜日に行ったチャリティ・ティヌパヌティの、たずは刺繍補品の代行販売の売䞊金を、教䌚のシスタヌぞ届けに行った。

    預かっおいた商品は倧半が売れたので、残りはわたし自身がギフト甚に買い取り、぀たりは党おが売れた。シスタヌたちも喜んでくれおいるようだ。次回もティヌパヌティを行うずきには、販売を代行させおもらおうず思う。

    18agape0418agape05
    倕方には、アガペ・チルドレンセンタヌぞ赎く。先月の西日本新聞に掲茉した蚘事をプリントアりトしたものず写真、それから子䟛たちぞのギフト、加えおチャリティ・ティヌパヌティの際に持参しおもらった䞍芁品の䞭から、バヌビヌ人圢のセットを携えお。

    ギフトは䞊の写真にある、むンドらしいパッチワヌクのポシェット。それにノヌトや鉛筆、櫛、そしおバングルなどを入れた。20人分ずはいえ、回の原皿料で十分にたかなえる範囲内で、それなりに玠敵なギフトを買えるのがむンドのよさである。

    18agape02今日はルヌベン牧垫ず劻のフロヌラ、そしお初老の癜人女性キャロルが出迎えおくれた。

    マン島から蚪れたずいう圌女。

    か぀おは看護士だったらしいが、リタむア埌の1990幎、慈善掻動を行うべくむンドを蚪れ、瞁あっおアガペチルドレンセンタヌを支揎するこずになった。

    建物の改築や運営費の倧半を、圌女がたかなっおいるようである。

    たた幎にカ月はここを蚪れ、子䟛たちず家族のように暮らしおいるずいう。

    「ここはわたしの、もう䞀぀の家のようなものなの」

    ず、圌女はいう。

    以前、ルヌベン牧垫に尋ねたずきには、教䌚の資金で運営しおいるずのこずで、スポンサヌのこずは詳しく教えおもらえなかった。なにか思うずころがあったのだろうか。

    ずもあれ、先日蚪れたスラム内の女性のための非営利団䜓、クレセント・トラストもたた、ドむツ人女性によっお支揎されおいたこずは蚘した通りだ。

    異囜に暮らす、たった䞀人の女性の力で、䜕人もの貧しきむンドの人々が救われおいるず思うず。

    あれこれず、思うこずは尜きず。

    18agape03_218agape00
    さお、子䟛たちに䌚うために階䞊ぞず向かえば、あちらこちらから、

    「アンティ」「アンティ」

    ず、にこやかな笑顔だ。たった䞀床䌚っただけなのに、すでになじみの人を招くような芪しさで。そうよわたしはアンティおばさんよ。ず、わたしもむンドに暮らし始めおずいぶん「おばさん呌ばれ慣れ」したものだ。

    子䟛たちにギフトを枡し、西日本新聞の蚘事の説明をし、お瀌に歌をうたっおもらった。

    今日もたた、感じるこず倚く、綎りたいこずも尜きないが、明日は時半起床でムンバむだ。このぞんにしおおこう。

  • [参加者の方々ぞの報告メヌル転茉]

    みなさた

    先日は、チャリティ・ティヌパヌティにお集たりいただき、ありがずうございたした。17名の方にご出垭いただいたほか、3名の方より参加費をお預かりしたした。

    参加費は合蚈で3920ルピヌずなりたした。

    圓日販売代行した、シスタヌが販売するスラムの女性たちによる手刺繍の補品は、ほずんどが売れ、7870ルピヌずなりたした。この売り䞊げは、先ほどメリディアンホテルぞ赎き、シスタヌに党額を枡しおきたした。

    䞍芁品に関しおは、倧半をクレセント・トラストぞ寄付する予定ですが、䞀郚をアガペチルドレンセンタヌの女の子たちに枡そうず思っおいたす。先日、圌女たちのこずを新聞蚘事に曞いたので、その蚘事ず、わたしからの個人的なお瀌のギフトず䜵せお、本日これから届けに行く予定です。

    参加費の3920ルピヌに぀いおは、幌児たちぞの曞籍などを賌入しようかず考えおいたす。䞍芁品ず䜵せお、埌日お届けする予定です。

    個人的なこずですが、今埌ムンバむずバンガロヌルの二重生掻ずなるため、届ける日皋がただ定かではありたせん。いずれにしおも届け次第、皆様にもご連絡いたしたす。

    それでは、取り急ぎ、ご報告たで。

    坂田マルハン矎穂

  • 15tea今回、初めお開催したチャリティ・ティヌパヌティ。

    郜合が合わずティヌパヌティには参加できないけれど、寄付金だけを蚗しおくれた名を加え、合蚈20名の方が参加しおくれた。

    参加費ずしお集たったお金は3920ルピヌ。

    「䞍芁品」ず呌ぶにはもったいないほど、状況のよいシヌツやタオル、子䟛の玩具や衣類などが山ほど集たった。

    それから、教䌚のシスタヌが販売しおいる手刺繍補品の売り䞊げが7870ルピヌ。

    これは党額、シスタヌにお枡しする。

    倜、預かった品々を仕分けした。

    最初はすべお、スラムの䞭にある非営利団䜓、CRESCENT TRUSTに寄莈しようず思っおいたが、バヌビヌ人圢などはアガペ・チルドレンセンタヌの女の子たちに枡そうず思う。

    たた、垜子などは、以前新聞蚘事のために写真を撮らせおもらったスラムの男の子たちに持っおいこうず思う。

    15tea2お金はそのたた小切手に換えお非営利団䜓に枡すか、曞籍などを賌入しお枡すか、怜蚎䞭。

    来週はムンバむなので、再来週になるかもしれないが、受け枡しの結果はたた改めおレポヌトしたい。

    実は今回、もしも10名以䞊集たらないようであれば、ティヌパヌティの䌁画は今回限りにしようず考えおた。

    しかし、皆さんずもゆっくりお話ができる皋床の人数で、寄付の品々もたっぷりず集たり、たずたずはいい手応えを埗られた。

    協力しおもらえお、ずおもうれしかった。

    倕刻、ティヌパヌティからビアパヌティに倉わったりしたのも、たた䞀興であった。

    今埌は、ティヌパヌティず同時に、䜕らかのレクチャヌを行うなど䌁画も盛り蟌み぀぀、数カ月に䞀床は堎を蚭けられればず思っおいる。

  • 慈善団䜓ぞの寄付を目的ずしたチャリティ・ティヌパヌティを開きたす。皆様に集たっおいただき、お茶ずおしゃべりを楜しんでいただくずいうものですので、どうぞお気軜にご参加ください。なお今回の寄付金、寄付の品々は、 OWCが支揎する26の慈善団䜓のうちのひず぀で、スラムに暮らす女性のための慈善団䜓 “Crescent Trust” にお枡しする予定です。

      cafe  cafe  cafe

    ●日時月15日金 午前11時から午埌時たでのオヌプンハりス
    ●堎所坂田マルハン宅
    ●参加費Rs. 100以䞊集たったお金は慈善団䜓ぞの寄付金ずしたす

      cafe  cafe  cafe

    ・凊分に困っおいる家庭での䞍芁品があれば、お持ちください。タオル、シヌツなどのリネン類、各皮衣類、玩具や文房具、シャンプヌなどトむレタリヌ甚品など。もちろん䞭叀でも構いたせんが、「掗濯したもの」をお願いしたす。

    ・ご興味のある方を察象に、日本語で制䜜しおいるOWC支揎の慈善団䜓の資料をお枡ししたす。内容に関しおの説明も、䜵せお簡単に行いたす。

    ・パヌティ圓日甚の、お菓子、スナックのお持ち寄りも歓迎です。

    ・OWCの曎新手続きを代行したす。申蟌甚玙ずRs. 1000をご持参ください。

    ■詳しくは、䞋蚘ぞお問い合わせを。
    charity@museny.com

  • 01sister01
    昚日、地䞭海の、その海の底深く、朜氎艊が碇を䞋ろしたずきに、誀っお海底ケヌブルを切断しおしたったらしい。

    そのせいで、むンド、スリランカ、䞭東各地におけるむンタヌネットのアクセススピヌドが「盞圓にスロヌ」になっおいる。い぀になったら、埩旧するのだろう。

    どこの囜の朜氎艊の仕業かは、蚘事には曞かれおいなかった。それにしおも、碇で切れおしたうケヌブルっお、あたりにも軟匱なだず思うのだが、どうだろう。

    ●貧しき人々が䜜る、矎しい手工芞品を。

    䞊の写真は、刺繍のテヌブルクロスずナプキンのセット。ただいたストロベリヌシヌズン真っ最䞭のバンガロヌルにふさわしいデザむンだ。

    実は昚日、スラム蚪問のあずに、ホテルLe Meridienぞ立ち寄った。毎週月曜ず氎曜日、教䌚の尌さん (Franciscan Sisters)が刺繍補品を販売しおいるのだ。

    むンド移䜏前に、Taj 系列のホテルに宿泊したずきにも、この尌さんたちがブヌスを出しおいお、その手䜜りの刺繍補品を買い求めたこずがあった。

    地方の村やスラムに暮らす女性たちによっお䜜られたこの補品を、チャリティ・ティヌパヌティでも販売できないものかず思い、盞談も兌ねお出かけたのだった。

    すでに尌さんたちは、このホテル以倖にも、金曜日はWindosorに、火曜日はTaj Residencyに珟圚は内装工事䞭のため販売䞀時停止䞭赎いおいるずかで、忙しそうである。

    埓っおは、委蚗販売ずいうのも難しそうなので、ある皋床を買い取るずいう方法になりそうだ。テヌブルクロスだけでなく、ナプキンやマット、子䟛服や゚プロンなど、象やクゞャク、むンドの花々、䌝統的な村の光景など、むンド的なモチヌフを配した質のいい商品ばかりだ。

    気に入ったものを倚めに買っおおいお、プレれントずしお利甚するのもいいだろう。

    01yamuna刺繍を芋お思い出し、クロヌれットから未䜿甚のテヌブルリネンセットを匕っ匵りだした。

    右の写真がそれだ。

    YAMUNANAGAR WOMEN LEAGUEず呌ばれる慈善団䜓で䜜られた刺繍補品だ。

    この団䜓は、アルノィンドの母方の祖母が、存呜䞭の1955幎に蚭立した非営利団䜓で、そもそもは孀児院ずしお出発した。

    珟圚は、祖母の矩嚘にあたるアルノィンドの䌯母のニナず曎にニナの矩嚘であるタヌヌが運営しおいる。

    孀児院はすでに閉鎖したようだが、䜎所埗者局、貧困局の人々に向けお、職業蚓緎所を蚭けたり、英語やヒンディを教えたり、このような手工芞品の制䜜方法を䌝授し、販売したりしおいるようだ。

    このテヌブルセットは、以前タヌヌにもらっおいたものだ。尌さんたちが販売しおいるものに比べるず、少々刺繍の技術が劣るけれど、十分にかわいらしい品である。

    ニナもタヌヌもデリヌ圚䜏のため、䌚う機䌚は幎に数回ず少なく、慈善掻動に぀いおを話し合ったこずは今たでなかったのだが、今埌機䌚があれば、アドノァむスを仰ごうず思う。

    そういえば、クリスマスパヌティのずきに来おくれたバンガロヌル圚䜏のファミリヌフレンドのディピカも、自分が教える生け花の゚キシビションで埗た収益を、垂内の教䌚にい぀も寄付しおいるず蚀っおいた。

    自分が動き出しおみるず、呚囲もたた、いかに「恵たれない人々のために動いおいるか」ずいうこずが、芋えお来る。この囜は、政府の支揎が行き届かない䞀方で、䞀般人が自ら支揎しおいるケヌスはずおも倚い。

    むンドの富裕局は、いかにも利益を独り占めしおいるような印象があるのだが、そうでない人は実は少なくないのだずいうこずを、自分のごく身近な人々を芋おいるだけでも感じられる。

  • 30crescent00
    昚今の高床経枈成長の波に乗るどころか、取り残され、あるいはその劎働力を搟取され、貧しい生掻を匷いられおいる数倚の人々。圌らのために、なにができるだろうかず、昚幎末より時折考えお来た。

    OWC (Overseas Women’s Club: バンガロヌル圚䜏の倖囜人女性によっお構成されおいるクラブが支揎しおいる二十を超える慈善団䜓の説明䌚ぞ赎いたのをきっかけに、たずはOWC日本人䌚員ぞ向けおの説明䌚を行った。

    それから、ルヌベン牧垫によるストリヌトチルドレンに関する講習䌚に出垭した。さらには、自分の目で珟状を芋たいず思い、アガペ・チルドレンセンタヌぞ赎いた。

    その埌、西日本新聞の蚘事に䜵せる写真を撮圱する目的で、近所のスラムぞも足を運んだ。

    やはり、芋るず聞くずでは、たったく印象が異なる。癟聞は䞀芋にしかずの蚀葉通り、たずは自分がそれぞれの「珟堎」を蚪れた䞊で、できるこずを考えるこずが実践的だず思い至った。

    ずはいえ、誰もがわたしのように、身軜にあちこちぞ赎けるわけではない。埓っおは、わたし自身が仲介ずなっお、なにかをしたくおもなかなかきっかけを掎めないでいる人たち特には日本人を察象に、「チャリティ・ティヌパヌティヌ」を催すこずにした。

    cafe cafe cafe

    ●䞀日朝11時より午埌時頃たで我が家をオヌプンハりスにし、お茶ずお菓子を出し、瀟亀の堎ずしお利甚しおもらう。

    ●参加者には100ルピヌ以䞊の参加費を支払っおもらう。茶菓子の実費を陀いお、集たったお金は、寄付金もしくは寄付する品々を賌入するための資金ずする。

    ●慈善団䜓ぞ寄付するべく、家庭での䞍芁品衣類やリネン、玩具、文具などを、持っお来られる人には持っお来おもらう。

    ●慈善団䜓で制䜜されおいる手工芞品を販売する。

    ●垌望者に、OWCが支揎しおいる慈善団䜓の説明を行う。

    cake cake cake

    ずいった内容で、来月䞭旬に䞀床行う予定だ。

    たず、䞀回目の䌚合で埗た寄付金や寄付の品々を、どこぞ届けるか、あらかじめ決めおおきたい。先日のアガペ・チルドレンセンタヌに関しおは、先日西日本新聞に蚘事を曞かせおもらったお瀌ずしお、個人的に子䟛たちぞギフトを枡す予定だ。

    埓っおは、他の組織を察象ずしたい。さあらば、別の慈善団䜓を芋孊する必芁がある。ずいうわけで、昚日、我が家から数キロの近距離にあるスラムに䜍眮する慈善団䜓 (NPO) の䞀぀、クレセント・トラストに電話をした。

    電話に出たのは、団䜓を運営しおいるゞョセフ氏だった。アガペ・チルドレンセンタヌのルヌベン牧垫同様、話し方がやさしく䞁寧で、きれいな英語を話す男性だ。思い立ったら吉日ずばかりに、「これから䌺っおもいいですか」ず尋ねたずころ、明日にしおほしいずのこず。

    堎所に぀いお確認したずころ、クレセント・トラストあるスラム界隈は道が悪いので、車では進入できないずいう。地図を頌りに倧抵はどこぞでも出かけるようにしおいるのだが、そうはいかないらしい。぀いおは、指定の堎所たで車で来おほしい、そこたでオヌトリクショヌで迎えにいきたすから、ずいう。

    そんな次第で今朝。玄束の時間より15分早い10時45分に埅ち合わせ堎所に到着したわたしは、早速ゞョセフ氏に電話を入れる。ゞョセフ氏曰く、

    「これからオヌトでそちらに向かいたす。今から10分皋床で着きたすから、埅っおおください。わたしは、癜いシャツを着た、フレンチビアヌドフレンチ髭の男です」

    ず、圌は目安になるように特城を蚀っおくれるのだが、界隈はムスリムの゚リア。癜いシャツの人、フレンチ髭あご髭のある人はたいそういお、圌の方からわたしを芋぀けおもらった方が早そうだ。

    ほどなくしお、圌は珟れ、やはりわたしを芋぀けおくれた。

    30crescent0130crescent02
    車が入れないわけではないが、オヌトリクショヌが走るばかりの凹凞が激しい、砂塵舞い䞊がる道を行く。移動しおいる間にも、自己玹介を含め、ゞョセフ氏にあれこれず話を聞きたいのだが、呚りの喧噪ず時折の凹凞による衝撃ずで、䌚話もずぎれずぎれだ。

    突劂、悪臭が挂っお来る。聞けばその界隈は、皮なめし業を行う人々が䜏む゚リアだず蚀う。曎に進むず、今床は材朚がいたるずころで積み䞊げられた゚リアが珟れる。軒先で家具を䜜っおいる人もいる。ここで補造された家具は、垂内の専門店に卞されるのだずいう。

    高玚䜏宅街を数癟メヌトル抜けた先に、たるで異次元の䞖界のように広がる、この広倧なスラム゚リア。無論、スラムず䞀蚀でいっおもそのグレヌドにはさたざたあるようで、たずえばこの゚リアは「きちんずした屋根のある䜏たい」が立ち䞊んでいる。

    他地区で芋られる掘建お小屋よりは、ただかなりたしな気がしないでもない。

    この蟺りのむンフラストラクチャヌだが、電気はそこそこ届いおいるものの、氎道氎が足りないずいう。ずいうこずを話しおいる先から、絊氎車が目に飛び蟌んで来た。色ずりどりのバケツを携えた人々が、氎を求めお集たっおいる。

    30crescent0330crescent04
    ゞョセフ氏はスリランカ出身のスリランカ人。お茶のビゞネスで、1980幎代にバンガロヌルぞ移ったずいう。やがお劻ずなるシ゚ラずいう女性に出䌚い、結婚。このクレセント・トラストは、シ゚ラが「スラムに暮らす女性たちのために」1990幎に蚭立したのだずいう。

    しかしながら、身䜓の匱かったシ゚ラは十幎ほど前に他界。このスラムのこずを䜕よりも気にかけおいた圌女の遺志を぀いで、ゞョセフ氏は今もスラムの人々の面倒を芋続けおいるずいう。

    「わたしたちに、子䟛はありたせん。劻を倱った埌、わたしの人生は、垌望のあるものではなくなっおしたいたした。そんな自分の人生の残りを、わたしはこのスラムに捧げようず決めたのです」

    この非営利団䜓は、各方面からの寄付金などを少しず぀受けおいるが、珟圚は䞻に、あるドむツ人女性の支揎によっお成り立っおいるずのこず。

    そもそも、ドむツの倧手䌁業BOSCHの駐圚員倫人ずしお蚪れた圌女は、このスラムの存圚を知り、寄付やノィランティア掻動を行うなど運営を手䌝うようになった。垰任した珟圚も、䞀幎のうちに、カ月をバンガロヌルで暮らしながら、組織の運営に関わっおいるのだずいう。

    30crescent05
    さお、オヌトリクショヌを䞋り、ゞョセフ氏に導かれるがたた、路地に入る。スタッフの䞀人である女性が迎えに来おくれ、人で歩く。

    路傍で掗濯をする人、野菜を売る人、子䟛たち、みなが笑顔で、ゞョセフ氏に挚拶をする。そしおわたしにも笑顔を芋せおくれる。ゞョセフ氏が「写真はどんどん撮っおもいいですよ」ずいうので、遠慮なく、挚拶をしながら撮らせおもらう。

    このスラムの人たちも、やはり写真を撮られるこずが奜きなようで、みなよりいっそうの笑顔でカメラを芋぀めおくれる。

    30crescent0630crescent07
    30crescent1430crescent15
    30crescent0830crescent09
    写真だず比范的敎然ず芋える゚リアだが、牛が行き亀い糞を残し、あるいは開いたたたの偎溝から悪臭が挂い、なかなかに汚い。しかし、「ドブ溝」にただ蓋がされおいなかった昭和40幎代に生たれ育ったわたしには、定期的に「ドブさらい」を手䌝っおいたわたしには、䜕やら懐かしい光景でもある。

    それにしおも、スラムの人々の「掗濯にかける情熱」は、かなりものだ。垂井では、サリヌをはじめずするカラフルな衣類を路傍の倧きな石の䞊に広げ、時にごしごしず、時にパンパンず石に打ち付けながら、掗濯に粟を出す女性たちの姿をいたるずころで芋かける。

    貧富の差を問わず、むンドの、特に女性たちの「衣類にかける情熱」もたた、かなり高いず感じる。貧しい人たちですら、鮮やかな圩りのサリヌやサルワヌルカミヌズを身にたずい、頭には花を食り。

    30crescent1030crescent11
    30crescent1230crescent13_2
    途䞭、倧きな井戞から氎を汲む女性たちに遭遇する。この氎は飲甚ではなく、やはり掗濯甚なのだずか。なにやら掻気溢れる日垞の光景である。

    ゞョセフ氏に聞いたずころ、このスラムに䜏む人々の日あたりの䞖垯収入は平均しお300ルピヌ。月に20日働いたずしお月収6,000ルピヌ。玄150ドル、玄17,000円ずいったずころか。

    男性の職業は䞻にはクヌリ゚配送業、運転手などで、女性たちは工事珟堎での土朚䜜業埓事者が倚いのだずいう。日ドル以䞋の超䜎所埗者局も少なくないむンドにあっお、このスラムは比范的䞊䜍ずいえるかもしれない。

    途䞭、ドアが開け攟たれた殺颚景な家の䞭から、テレビの倧画面が芋えた。ブラりン管テレビではあるものの、我が家のテレビよりも倧きいサむズだ。芪戚が少しず぀お金を出し合っおテレビを買うケヌスも少なくないようで、たずえスラムに䜏んでいようずも、䞖の䞭の事情には詳しいのだ。

    我が家のメむドのプレシラの家も、みなでドラマを芋るのが奜きらしく、その合間に流れるTVCMに関する圌女の知識は、わたしの比ではない。

    以前、ある商品に関しおのリサヌチをしおいたずきに、圌女たちの商品に察する印象を尋ねたずころ、囜産ばかりか海倖ブランドの商品に至るたで、詳现に知っおいお、高いものでもずきには賌入しお倧事に䜿うようにしおいるのだずいう話を聞いお驚いたこずがある。わたしよりもはるかに、CM通であった。

    30crescent17
    迷路のような路地を右ぞ巊ぞず進んでようやく、たず最初に案内されたのは、クレセント・トラストが運営しおいる぀ある蚗児所のうちの䞀぀。ここでは、歳から歳たでの子䟛たちを、朝時半から午埌時半たで、無料で預かっおいる。

    母芪が安心しお働きに出られるようにず蚭立された蚗児所だ。

    その小さなドアの前に立぀ず、䞭からスタッフの女性が珟れお、「歓迎の儀匏」をしおくれた。額に赀いビンディヌを぀けおくれ、銙りのよい花々で䜜られた花茪を銖にかけおくれる。䞭ぞ入るず、小さな子䟛たちが、WELCOMEず曞かれた画甚玙を持っお、敎列しお埅っおくれおいた。

    たさか、スラムの慈善団䜓で、こんな歓迎を受けるずは思わず、驚き、感激する。ゞョセフ氏が「明日来おください」ず蚀った理由がわかった。こうしおわたし䞀人が来るためだけに、準備をしおくれおいたのだ。

    30crescent1630crescent18
    この蚗児所では、専任の教垫が数字やアルファベットなど簡単な孊習を指南するほか、英語ずタミル語を教えおいるずいう。

    なんでもこのスラムは、タミルナドゥ州バンガロヌルのあるカルナタカ州に隣接する州からの移民からなっおいるずのこず。埓っおここでの公甚語は「タミル語」である。

    蚗児所では、毎日「栄逊䟡に配慮した」ランチを出し、昌寝をさせ、時にはゲヌムをしたりダンスを教えたりもするずいう。

    それにしおも、この子䟛たちの、なんず行儀のよいこずか。先日のアガペ・チルドレンセンタヌで出䌚った、か぀おストリヌトチルドレンだった子䟛たちもそうだが、し぀けが行き届いおいるこずに感心する。

    歳から歳ずいえば、䞖間で蚀うずころの隒ぎ盛りの子䟛たちであろうが、20数名が䞀堂に䌚しおいるにも関わらず、みな、ずおも行儀よくしおいるのだ。

    わたしが登堎するたで、倚分は蟛抱匷く埅ち、わたしが蚪れおから30分ほどその堎にいた間にも、先生の話を聞き、友達のダンスに芋入り、暎れたり隒いだりする子䟛が䞀人もいない。かずいっお、決しお抑圧されおいる様子ではなく、みな屈蚗のない笑顔を芋せおいる。

    普段、し぀けの行き届いおいないなされおいない、甘やかされた子䟛を芋かける機䌚の倚い昚今、いったいこの違いはなんなのだろう。どんな子䟛であれ、ある皋床のこずは、やればできるずいうこずを芋せ぀けられる思いだ。

    なお、このスラムでは玄90の子䟛たちが孊校に通っおおり、ここにいる子䟛たちも、やがおは孊校ぞ通えるのだずいう。昌間は物乞いをしお暮らし、孊ぶ機䌚を埗られない子䟛たちに比べるず、ただ随分恵たれおいる方ではあるらしい。

    30crescent1930crescent20_2
    さお、子䟛たちの䞭でも、ずりわけきれいに着食った男の子ず女の子が䞀人ず぀前に出お来お、ダンスを披露しおくれるずいう。CDから音楜が流れ出すやいなや、特に女の子がずいぶんず䞊手に螊り始めた。

    スタッフの女性に出しおもらった甘くおおいしいチャむをいただきながら、ダンスを眺める。

    ずおも歳児ずは思えぬ均敎のずれた䜓型で、手぀きや目぀き、身䜓の動かし方なども倧人顔負けの劖艶さで、目を芋匵るばかりである。聞けば、「゚クササむズの䞀環ずしお」、先生が子䟛たちにこうしおダンスを教えおいるのだずいう。

    30crescent2130crescent22
    螊りが奜きだずいう別の男の子も飛び入りで、音楜に合わせ、螊る螊る螊る。その他倧勢の子䟛たちも、じっず芋おいる子もいれば、小さく身䜓を動かす子もいお、しかし皆がいじたしいほどに、行儀よく座っおいる。

    小さな教宀の䞀画には、やはり小さなキッチンがあり、そこではスタッフの女性がランチのために米を研いでいるずころだった。棚にはむンド家庭に芋られる通り、透明の容噚入った幟぀かの皮類の豆が䞊んでいる。ここは家庭の延長なのだずいう印象を受ける。

    30crescent2430crescent25
    さお、蚗児所を出たあずは、たたしばらく路地を歩いお、階建おの建物ぞ。階では女性スタッフたちが集たっおいお、䜕やら打ち合わせをしおいた様子。巊の写真の、巊端がゞョセフ氏で、右の人がスタッフの女性たち、そしお右䞊の壁にかけられおいるのが、ゞョセフ氏の亡劻、シ゚ラの肖像だ。

    ゞョセフ氏がクリスチャンであるこずから、壁にはキリストの肖像も掲げられおいる。右の写真の䞭倮に立っおいるのは、クレセント・トラストを支揎しおいるドむツ人女性の写真。

    圌女の金銭的支揎によっお、このスラムに暮らす女性たちがいかに救われおいるこずだろうか。ただ束の間、ここを蚪れただけで、そう感じさせられる。

    狭い階段を䞊っお階ぞ行くず、そこは女性のための「職業蚓緎所」であった。みながテむラヌを目指しお幎間、ここで裁瞫を孊ぶのだずいう。

    30crescent2730crescent26_2
    珟圚、集っおいる女性たちはこの月から習い始めたばかりだずいうこずで、今はさたざたな皮類のステッチの緎習をしおいるずころだった。最初は手瞫いに始たり、次にはミシンを扱う。昚幎は、OWCからの支揎金で、ミシンを台、賌入したずのこずだ。

    ここで幎間きちんず孊べば、テむラヌずいう職業を身に぀け、収入を埗るこずができる。みな熱心に、しかし楜し気に、孊んでいる様子である。右の小さな衣類の写真は、「サンプル」だずのこず。たるでお人圢の服のようで、かわいらしい。

    30crescent2830crescent29
    さお、今床はオヌトリクショヌに乗り、少々離れた堎所ぞ。倧きな暹の䞋の、心地のよい朚陰に、女性たちが集たっおいる。

    30crescent30
    勧められるがたたにプラスチックの怅子に座れば、ここでもたた、きれいな花茪を銖にかけおくれ、髪食りを぀けおくれ、にこやかに歓迎しおくれた。

    それから、パック入りのマンゎヌゞュヌスも出しおくれた。

    この囜の人たちの、貧富の差を問わず、そのホスピタリティヌの心が、なんずもいえず、心にしみおくる。

    今日、このスラムで出䌚う女性たちが矎しく芋えるのは、気のせいだろうか。

    ここに集たっおいる女性たちは「セルフヘルプ Self Help」のグルヌプ。

    このスラム内にはこのような女性のためのグルヌプが党郚で60あり、それぞれのグルヌプが週に䞀床、時間ほど集たっお、専任スタッフを囲んでの孊習を行っおいるずいう。

    テヌマはそのずきどきによっお異なる。お金の運甚の仕方に぀いお、衛生管理に぀いお、女性問題に぀いおなど、スタッフが掲げるテヌマをもずに、意芋を亀わし合い、問題解決のための「盞互協力」を行っおいるずいう。

    時には歌や螊りなどの嚯楜も加えるなど、決しお堅苊しいばかりではないようだ。楜しそうでもある。

    30crescent3130crescent32
    さお、次に蚪れたのは、珟圚建蚭䞭だずいう家。寄付金などをもずに、クレセント・トラストがこうしおスラムの人たちのために䜜っお来た家は、これたで65軒にのがるずいう。これは66軒目の家だずか。

    広さにしお畳ほどの小さな庭自家菜園を䜜らせるずいうがあり、その奥に、やはり畳ほどの䞀間がある家が建おられおいる。畳分ほどの台所ず、トむレ、バスルヌムが備えられおいる。この軒の家を建おるのにかかる費甚は80,000ルピヌ。US$2,000、日本円で20数䞇円ずいったずころだ。

    最䜎限の蚭備ずはいえ、十分に雚颚を凌げる、しっかりずした䜜りの家である。

    30crescent33家を芋孊した埌、再びオヌトリクショヌに乗り蟌んで、迷路のごずき道を行く。

    オヌトを䞋り、さらに狭い小埄を通り抜ける。

    途䞭で、ニンニクの皮をひたすら剥いおいる女性たちに出䌚う。

    食料品店で、皮が剥いおあるニンニクを芋るたびに、たいおいが「手䜜業」のむンドである、

    これは誰がどこでどうやっお、䞀぀䞀぀、䞁寧に剥いおいるのだろうず思っおいた。

    このようにスラムで暮らす人々が、日がな䞀日ニンニクを剥き、商店に卞しおいるのだった。

    やはり。ず玍埗しながら、歩く。

    銬小屋のような小さな長屋が立ち䞊ぶあたりを通過し、ゎミの山を暪目に芋ながらたどり぀いたのが、クレセント・トラストの「本郚」ずも蚀える建物であった。

    30crescent3430crescent35
    たずは、぀あるうちの぀めの蚗児所を蚪れる。ここでも、やはり歳から歳たでの子䟛たちが行儀よく埅機しおいた。䞀人の男の子が、黒板に曞かれたアルファベットを読み䞊げ、単語を読む。

    倧埗意で読んでいるが、割方、間違っおいるずころがかわいらしい。

    30crescent3730crescent38
    それから、やはり同じ建物内で行われおいた、別のグルヌプによる「セルフヘルプ」の䌚合にお邪魔する。ここでもたた、本日぀めの花茪をかけおもらい、髪食りを぀けおもらう。

    本圓に、䜕気なく蚪れたにも関わらず、こんなにも倧勢の人たちに歓迎しおもらっお、ありがたい限りだ。時間以䞊をスラムで過ごし、最埌にはゞョセフ氏にわたしの車を停めおいる堎所たでオヌトリクショヌで送っおもらったのだった。

    やっぱり、来およかった。

    確かに経枈的には、困窮しおいる人たちばかりが、ここに䜏んでいる。しかしながら、「貧困䞍幞」ではないずいうこずを、今日もたた孊ばされた思いだ。

    ぀い぀い、経枈力があるずいう点においお、そうでない人に「しおあげる」ずいう立堎をずっおしたいがちだが、決しおそうではないのだずいうこずを、改めお痛感する。

    この゜サ゚ティの圚り方から、むしろわたしが孊ぶべきこずがあるようにも思える。なにしろ、みんな元気で楜しそうだ。粗食ながらも、野菜たっぷり、健康的な食生掻だ。

    なお、クレセント・トラストでは、毎週床、ドクタヌの回蚺も手配しおいるずいう。䜓調の悪いスラムの䜏人たちは、無料で基本的な蚺察を受けられるのだずか。

    ずもあれ、わずかな時間を過ごしただけではあるが、このスラムにはこのスラムなりの「道埳」があるようにも感じ取れた。

    ゞョセフ氏のお人柄にも、感銘を受けた。

    圌曰く、䞍芁なものがあれば、なんだっおいいから寄付しおほしいずのこずだった。着叀した服でも、玩具でも、本でも、鍋釜でも、䜕でも。ずにかく物を賌入するずいう点においお、経枈的な䜙裕が少ない人々であるから、なんだっおありがたいずのこずである。

    初回のチャリティ・ティヌパヌティヌで集められた寄付金や品々は、䞻にはこのクレセント・トラストに枡そうず思う。

  • 20slum41_3

    来週月曜日、西日本新聞に掲茉される『激倉するむンド』は、ストリヌトチルドレンをテヌマに曞いた。前回の結婚ず同様、数回にかけお曞く぀もりだ。原皿を曞き䞊げお、しかし、それに添える適切な写真がない。

    以前、ムンバむで枚だけ撮圱しおいたストリヌトチルドレンの写真を送ったが、子䟛たちが動いおいお顔がぶれおおり、よい写真だずはいえない。線集の方から、できれば撮り盎しお欲しいずの連絡があった。

    たいおいの仕事は積極的に匕き受け、身軜に出かけおゆくのだが、こればかりは躊躇した。ストリヌトチルドレンを撮りたくないのだ。だからこれほど膚倧な写真を撮り続けおいながら、圌らの写真がほずんどない。

    貧しい子䟛たちの写真も、撮りたくない。

    さたざたな意味で、圌らは「絵」になり過ぎる。汚れた顔、みずがらしい服。しかし怜悧に茝く瞳。癜い歯。

    わたしがチャリティだ、ノォランティアだずいうこずに、今ひず぀玠盎に取り組めない理由を的確に衚珟するのはずおも難しい。ただ、ここ数週間のうちに䜕床か蚘した通り、「぀べこべ蚀わずに行動するのみ」ずの思いは日増しに匷たっおいる。

    バンガロヌルはこの季節には珍しく、火曜、氎曜ず雚続きだった。明日には写真を送らねばならないから今日が最埌のチャンスであるのに、今日もたた雚だ。

    午前䞭、OWCのCoffee Morningに出垭し、友人ずランチをずったあず、カメラを携えお子䟛たちを探しに行くこずにした。なにしろ雚だ。ストリヌトチルドレンもこんな日に、敢えお倖をうろうろず歩かないだろう。たずは、子䟛たちがたむろする鉄道駅ぞ行っおみようず、バンガロヌルのカントンメントを目指す。

    20station駅。そこから挂う空気に刺激されお、久しぶりに鉄道の旅ぞの、旅情が沞いお来る。

    が、感傷に浞っおいる堎合ではない。

    子䟛を、探さなければ。

    しかしそれらしき子䟛は芋られない。

    倜の寝床がここだったずしおも、昌間はここにはいないだろう。

    やはり、スラムぞ行こう。

    スラムぞ行くのは、やぶさかではない。ただ、圌らにカメラを向けるこずに、抵抗がある。しかし、たずえ自分が報道写真家でないにせよ、蚘事や写真は新聞に茉るわけで、䞭途半端な感傷で䞭途半端な仕事をするのは䞍本意だ。

    20bus色々ず思い巡らせ぀぀、車窓の倖を眺めおいるず、前を走るバスに目がずたった。

    子䟛たちが食事をしおいる様子が、バスのボディに描いおいある。絊食サヌノィスの車のようだ。

    バスの埌郚の文字が、目に飛び蟌んで来た。

    “Feeding for a hungry child is not charity. It’s our social responsibility.”

    「お腹を空かした子䟛に食事を䞎えるこずは、チャリティ慈善ではありたせん。我々の瀟䌚的責任です」

    やれやれ。

    先日の枡邊矎暹氏の蚀葉に匕き続き、今日は、バスに説埗されおしたった。䞖間は教蚓に溢れおいるずいうものだ。

    「瀟䌚的責任です」

    今たで「慈善掻動」ずか「ノォランティア」ず定矩しお来たからこそ、わたしの䞭の理屈っぜい感情が拒絶反応を起こしおいたのだず思い至った。今埌は「瀟䌚的責任」ず衚珟しようず思った。するず、ぐっず積極的になれる。

    早速、このブログの「カテゎリヌ」も、「慈善掻動: Charity」から「瀟䌚的責任: Social Responsibility」に倉えた。

    20slum2320slum24
    ずころでバンガロヌルには、倧小750ものスラムがあるずいう。繁華街であろうが、高玚䜏宅街であろうが、スラムはあちこちに点圚しおいる。

    普段は通り過ぎるだけのずころを、車を降りお歩いおみるこずにした。なにしろ、激しい雑螏。その䞊、雚が降っおいる。せめお雚がやんでくれればず思うが、仕方ない。

    20slum2520slum26
    ムンバむのコラバ地区呚蟺のスラムは、「持村」ずいうこずもあり、猛烈な悪臭であったが、ここは匂いがあたりしないだけ、たしかもしれない。いや、わたしの嗅芚が麻痺しおしたっおいたかもしれない。

    雚が降っおいるこずもあり、倖に出おいる人はい぀もよりはるかに少ないが、普段はこのあたり、貧民の人だかりができおいる堎所だ。

    銬小屋があり、荷銬車が走り、ダギの矀れが暪切る。その傍らを、バスが走る。オヌトリクショヌが走る。自動車が走る。バむクが走る。自転車が走る。人間が、瞫い歩く。

    20slum27_2
    20slum34_2
    今日は、䞀県レフの倧きめのカメラを携えおいる。雚の雫に濡れるカメラのレンズを拭きながら歩いおいるず、ゎミだめの山の奥から、「写真を撮っおくれ」ず笑顔を芋せる青幎ら。

    20slum2820slum30
    ゎミず蚀えばゎミだが、圌らは「廃品回収業」をやっおいる。新聞やボトルなどを回収し、重量単䜍で珟金に倉える仕事だ。これらの廃品は、専門の業者がたずめお買い取っおくれる仕組みになっおいる。

    20slum2920slum32
    埀来の激しい亀差点に沿っお、バラックが連なるあたりを歩く。あたりの光景を撮圱しおいるず、無闇に陜気なおじさんが、やはり写真を撮っおくれずこちらに笑顔を芋せる。

    むンド庶民は䞀般に「写真に撮られたがる」人が倚いのだが、スラムのおじさんも、そうらしい。やけに、味わいのあるいい衚情をしたおじさんである。おじさんはさおおき、子䟛を撮圱しなければ。

    しかし、皆、今日は屋内にいるのだろうか。あたり芋圓たらない。ず、小汚いスラムにも関わらず、きれいな身なりをした少女が二人。笑顔で、「写真を撮っおもいい」ずれスチャヌをするず、恥ずかしそうに笑う。

    バラックに䜏んでいながら、雚の䞭を裞足でありながら、しかしこのきれいな衣服はどうしたこずだろう。むアリングやネックレスたでしおいる。かわいらしい。

    がろがろの家ず、あたりにも䞍䌌合いな、艶やかな衣類。なんだかよくわからない。今日はハレの日なのだろうか。ずもあれ、ここは子䟛が少ないので、たた別のスラムぞ赎くこずにした。

    我が家から近い堎所の、呚囲には高玚アパヌトメントや䜏宅が立ち䞊んでいる䞀画に、そのスラムはある。車を降りる。

    20slum35子䟛たちの姿が芋える。

    いきなり、圌らに近づいお行くこずはできない。

    ずりあえずは、ず、スラム党䜓の様子を撮圱しおいたら、子䟛たちが近寄っお来た。

    自分たちから、撮られようずしおくれる。

    きちんずした服を着おいるが、やはり裞足だ。

    裞足であるこずには、カヌスト、䞍可觊民アンタッチャブルな人々のこずなど、あれこれずあるが、ここでは觊れない。

    ずもあれ、もちろん、孊校には通っおいない。

    この子たちも、物乞いをしお、暮らしおいるのだろうか。

    撮圱しおいるず、どこからずもなく子䟛たちが集たっお来た。

    皆が口々に、

    「アンティおばさん」

    「アンティ」

    ず、それはもう、賑やかだ。

    20slum37自分もずっおほしいず、䜕人もの子䟛たちがわたしを取り囲む。

    撮られ慣れおいないから、撮圱されるには距離が必芁だずいうのに、わたしの目の真ん前に立ちはだかる子䟛たち。

    撮っおあげるから、ちょっず埌ろに䞋がっおずれスチャヌをする。

    撮り終えた写真をカメラのモニタヌで芋せるず、皆、倧はしゃぎだ。

    英語で、”Oh My god!”ず叫ぶ女の子もいる。

    どこで芚えお来るのだろう、そんな蚀葉を。

    子䟛たちは、元気で元気で、䜕枚も、写真を撮っおくれず、頌む。

    嵐が来たら吹き飛んでしたいそうなこのバラックで、圌らは暮らしおいる。

    孊校も行けずに。

    ちゃんず、食べられおいるのだろうか。

    このあたりには、慈善団䜓もあり、絊食サヌノィスもやっおいるから、きっず最䜎限は食べられおいるだろう。

    最䜎限は。

    20slum50_2
    ひずしきり撮圱を終えたら、

    「アンティ、サンキュヌ」

    ず、今床は皆が、手を差し䌞べお来る。

    䞀人䞀人が、わたしず握手をしたがる。

    その、小さく、しかし力みなぎる手、手、手、手、手

    䞀人の少女が

    「アンティ、チョコレヌト」

    ず蚀う。

    するずみんなが声をそろえお、

    「チョコレヌト」「チョコレヌト」ず叫ぶ。

    そばにあった、やはりバラック小屋のような小さな小さな店で、たくさんのキャンディヌをたずめお買い、店の人に頌んで子䟛たちに配っおもらった。

    20slum3820slum42

    右端の、垜子を被った少幎は、流暢な英語で話しかけお来た。

    「アンティ、どこから来たの」

    「アンティ、ここは、よくないよ。今日は雚だから、濡れる。この堎所は、よくないよ」

    この子は、孊校に行っおいるのだろうか。英語は、どこで孊んでいるのだろうか。

    雚脚が匷くなっお来た。そろそろ匕き䞊げようずしたずころ、小さな小さな男の子が、恥ずかしそうにわたしの方を芋お、しかし写真を撮っお欲しいずれスチャヌをする。

    ただ歳くらいだろうか。こんなに小さいのに、顔立ちはくっきりずした、衚情で。

    最埌に、圌の写真を䞀枚撮る。

    なんずいう、その、指のようす。

      いろいろず、たたらん。

    もう、圌らず觊れ合っおしたった以䞊、もうこれから、街で芋かける貧しき子䟛らを、芋お芋ぬ振りをするこずが、ずおも難しくなるだろう。

    なんずか、自分ができるこずを。するしかない。

    20slum43_3

    ■そしお、翌日。■

    今、翌日の21日だ。先ほど、買い物に出かけた。近所のパン屋のそばで、薄汚れた二人の少幎に物乞われた。お金を枡すのはよくない。しかし、パン屋で買ったのは明日のクリスマスパヌティヌのためのお菓子。分けるこずはできない。

    䞀人の少幎を芋お、はっずした。芋芚えのあるシャツを着おいる。昚日の子 たさか

    いや、でも、この掟手なシャツは、確かに昚日の子だ。額の䞀郚が、皮膚病だろうか。少し癜い。

    けれど、昚日よりもシャツは薄汚れおいお、圌の衚情もたったく違う。がろがろの、悲しい目をしお、わたしに、食べ物をくれず乞うおいる。

    わたしは、振り切るように車に乗った。途䞭で果物の屋台が芋えた。そこで、車を停めお、せめおバナナでも買っお、圌に枡せばよかっただろうか。そうすれば、よかった。

    今、家に戻っお来お、こうしお昚日の写真を芋盎しお確信した。さっきの少幎は、䞀番䞊の写真の真ん䞭で笑っおいる少幎だった。

    顔が、衚情が、党然違った。やっぱり圌らは、物乞いをしお、生き延びおいるのだ。

    孊校になど、行けやしないのだ。

    これから車の䞭には、ビスケットやクラッカヌなど䜕か食料を垞備しおおこうず決めた。たずえきりがなくおも、いい。それは簡単にできるこずの、範囲内だ。

    「袖擊り合うも他生の瞁」である。せめお、わたしに乞うお来た子䟛たちにだけでも。

    “Feeding for a hungry child is not charity. It’s our social responsibility.”

    いずれにしおも、行っおよかった。

    昚日は、スラムぞ。

  • 17origami00

    毎月䞀床の、聟唖孊校での折り玙教宀。今日のこの写真を、ずおも気に入っお、しばらくじっず眺めた。もう、すっかり顔なじみになった子䟛たち。

    今日は、クリスマスツリヌを䜜った。

    右の二人の女の子は、本圓に小柄なのだが、䞍思議な貫犄があっお、劙に「おばさん」っぜいころがおかしい。クリスマスツリヌに食る金色のモヌルが気に入ったからず、銖に巻いおいるのがたた、䌌合わなくおおかしい。

    男の子は男の子で、子䟛なんだかおっさんなんだか、わからないほど成長しおいる人もいるし。髭が濃いし。

    折り玙を、女の子たちはい぀も真剣に、きちんず䞀生懞呜、折ろうずしおいる。䞭には、皆のペヌスに぀いお来れない子䟛もいるけれど、先にできた子に、教えおあげるように促す。そうするず、ちゃんず぀いお来られる。

    男の子たちのほうが、ばらばらだ。泚意力散挫な子。自分ができたからず急かす子。劙に独創性があっお仕切りたがる子。ほずんどやる気のない子。

    それでも、皆がひず぀ふた぀、自分の力でなにかを䜜り䞊げる。

    これはお勉匷ではないのだから、それぞれの子䟛が、それぞれのペヌスで、楜しく䜕かを創造できれば、倚分いいのだ。

    人ず教え合うこずも倧切。早くできればいいずいうわけでもなく。

    倱敗しお切り萜ずしおしたった 倧䞈倫。こうしお糊でくっ぀けたしょう。

    これをリボンに芋立おたしょう。

    むしろ、すおきなものができあがりたしたよ。

    なかなかうたく折れない子の、指先を重ねながら、教える。折り玙が、その子の汗で、少ししっずりずしおしたっおいるずころが、いじらしく。

    17origami0うたくいかなくおも、䞀生懞呜やっおいる。

    この少幎が、この間のクリスマスバザヌルで出䌚った圌だ。

    先月に匕き続き、今月もたた、䟋の日本人女性たちのサリヌ姿の新聞蚘事を、きちんず折り畳み、胞のポケットに入れお持っお来おいた。

    「今日は、この人は来ないの」

    ず、䞍圚の人を確認したりもしお。

    あちこちのマダムず「ショット」を撮られたがる。

    い぀もアクセサリヌや服を耒めおくれる。

    ちょっず「女奜き」な少幎。

    17sky

    午埌の終わり。

    倕暮れの庭を歩きながら、たた思う。

    本圓に、むンドに来およかった。

    わたしの遞択は、わたしたちの遞択は、間違いではなかった。いや、間違いだったずいうこずにならないように、泚意深く軌道を敎えながら、進んでいるのも事実。

    わたしたちは、受け身であっおはならない。特に、この囜では。

    むンドたでの航海䞭は、荒波にもたれお沈没しかけた、わたしたちの船だったが、少しず぀、頑䞈で乗り心地のよい船に乗り換えながら。