MUSE CREATION Charitable Trust [NGO]

LOVE & HOPE, NO BORDERS 🌏 国境を越えて、愛と希望。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

AKSHAYA PATRA

バンガロールにあるイスコン寺院が母体の、世界最大の給食センター。「アクシャヤ・パトラ」とはヒンドゥの神話に出てくるモチーフで、サンスクリット語で「無尽蔵の器」を意味する。インドのと公立学校(Government School)は、州によっても事情は異なるが、設備や教育施設が整っていないところが多数ある。給食がないのは、まだまだ序の口。小さな校舎はあれど、トイレ(特に女子トイレ)がない、教師が来ない、来ても教育方法を会得していないといった、基礎的な部分が不全であるケースも多々ある。

2010年4月より、ようやくRTE (The Right of Children to Free and Compulsory Education ACT)法、すなわち「無償義務教育法に関する子どもの権利法」が導入されて、徐々に教育の現場は改善されつつある。少しでも公立学校の環境を整えるべく、インド全国で無償の給食を提供し続けているのが、アクシャヤ・パトラ財団だ。なお、同団体は「第21回日経アジア賞」(2016年)を受賞したことで、日本人にも少なからず知られている。

坂田は2017年から5年間に亘り、西日本新聞の連載『激変するインド』を寄稿していた。インドの社会問題を取材しようと閃いたが、しかし慈善団体にはためらいがあった。当時のわたしは、慈善活動をはじめたいという思いがある一方、目を逸らしていた時期でもあった。そんなある日、移動の車中、前を走る青いバスが視野に入った。子供たちが食事をしている様子が、バスのボディに描かれている。

バスの後部の文字が、目に飛び込んで来た。

“Feeding for a hungry child is not charity. It’s our social responsibility.”

「お腹を空かした子供に食事を与えることは、チャリティ(慈善)ではありません。我々の社会的責任です」

社会的責任です。

この言葉に、心を射抜かれた。それまでは、わたしは、貧しい人たちに対して何らかの施しや支援を行うことに対し、「慈善活動」「ヴォランティア」と定義して来た点において、「自分には向かない行いだ」との拒絶反応を起こしていた。しかしそれらの活動を「社会的責任」と表現すると理屈抜きに関われるような気がしたのだ。のちに、アクシャヤ・パトラを訪問した際、このバスが同団体のものだったとわかり、感じ入った次第だ。(2019年4月)

◉2012年9月/初めて給食センターを見学したときの記録

◉2018年4月/アクシャヤ・パトラ財団のイヴェントに参加したときのレポート

◉2018年9月/アクシャヤ・パトラの母体であるイスコン寺院でクリシュナ生誕祭。アクシャヤ・パトラ誕生の背景についても学ぶ。ビートルズやスティーブ・ジョブズとの関わりもこのときに知った。スティーヴ・ジョブズは、将来を模索し、経済的な困難に直面していた若かりしころ、「日曜の夜はいつも7マイル歩いてハレ・クリシュナ寺院へ行き、やっとまともな食事をしていた」(2005年のスピーチより)

◉2018年12月/イスコン寺院に招かれ、インターン男子を連れて、クリシュナの祝祭へ

◉2022年2月/COVID-19パンデミック時代に実施したオンラインのチャリティ・イヴェント告知

◉2022年2月/上記オンライン・イヴェントの実施報告。わたしが慈善活動を始めるきっかけとなったことにも言及。プレゼンの資料も添付している。

以下、関連動画

◉ミューズ・クリエイションが制作した同団体の紹介動画

◉BOLLYQUEのオンライン・チャリティイヴェントに協力した際の告知動画

◉BOLLYQUE代表の千晴さんとYoutuberの眞代さんとのインスタライブ

◉Youtuber まよさんにバンガロールを案内したときの様子。イスコン寺院や付属のレストランにも訪れた

◉おまけ/アクシャヤ・パトラの母体であるイスコン寺院で『千本桜』を踊る