引き続き、慈善団体訪問の記録。ここでは当日撮影された動画や写真を編集してアップロードした。一つ一つの写真にもコメントを添えたいところだが、明朝から国内旅につき、荷造りなどせねばならない。
ひとまずは、参加された大人の感想をシェアしたい。家族で訪れることで、子どもとの会話が増え、経験はより豊かに有意義なものになる。インドの子どもたちと過ごしたわずか2時間は、きっと生涯、忘れられない思い出として記憶に残ることだろう。忘れそうになったら、この動画を見てほしいと思う。
【おとなの感想】
① MEG schoolにて、子どもたちやスタッフと交流し、たくさんの学びと愛、そしてエネルギーをいただきました。困難な環境で暮らす子どもたちが、その背景を感じさせないような笑顔や会話、パフォーマンスを見せてくれたことに、深く心を打たれました。スタッフの方々の愛情あふれるお出迎えや熱心な施設案内を通じて、多くの方々の支援と多大な努力のもと、この施設で子どもたちが安心して過ごせていることを理解できました。
また、子どもたちをケアしていた明るく優しそうな青年が、美穂さんが8年前に訪問された際の生徒であったことに驚きました。このような良い連鎖が続いていくためにも、今後も継続的に多くの人が関心を寄せていくことの大切さを感じました。
縁あって今インドで暮らしているこの機会を無駄にせず、インドの実情をさらに知り、自分にできることを考え、行動に移していきたいと改めて強く思いました。今回の訪問を実現してくださった美穂さんをはじめ、施設の皆様に心より感謝申し上げます。
② 今回は2度目ということもあり、訪問前の緊張や不安はありませんでした。現地の様子も大きく変わることはなく、前回と同じように、ダンスや音楽がさまざまな壁を越えて楽しさを共有できることを実感しました。
ただ、今回は子どもたちと一緒に訪れたことで、現地の子どもたちとの距離がぐっと近く感じられました。「何歳?」「わあ、一緒だね!」「ベストフレンドはいるの?」そんな何気ない会話から始まり、折り紙を教え、時にはこちらが教えられる場面もありました。
中でも、ひとりの男の子が強く印象に残っています。最初に教室に入ったときから、少し鋭い目つきをしているように感じた子でした。たまたま隣の席になり、折り紙を一緒に折ることに。彼にとって折り紙は初めてだったようで、最初は角が合わず、いびつな三角や四角になってしまい。でも、「こうするときれいに折れるよ」とやり方を見せると、2回目には驚くほど改善し、3回目にはさらに上達。その吸収の早さに心から驚き、「すごいね、本当に上手! 才能があるよ」と伝えると、彼の目尻がふっと下がり、最高の笑顔を見せてくれました。
お金でも物でもない。ただ一言の言葉が、こんなにも人の表情を変えるのだと感じた瞬間でした。厳しい家庭環境の中にいる子どもたちにとって、認められること、褒められること、自分の可能性を信じてもらうこと。それは何よりの力になるのかもしれません。私自身が温かさと学びを受け取らせていただきました。このような機会に改めて感謝いたします。
③ 昨日は貴重な機会をありがとうございました。私がまず驚いたのは、自分の子どもたちが施設の子どもたちととても自然に、そして積極的に関わっていたことです。もっと緊張して“お客さん”のように遠慮がちになるのではと思っていましたが、活発にコミュニケーションをとる姿に成長を感じました。
私は最後の折り紙の時間だけ参加させていただきましたが、子どもたちが目を輝かせながら「あなたの名前は? 何歳?」と「ドラえもん!」「しんちゃん!」と積極的に声をかけてくれたのが嬉しかったです。折り紙も「教えて!」「これでいいの?」と一生懸命。何でも「吸収したい」という気持ちが溢れているようでした。
帰りの車の中で子どもたちが、スクール創始者の方のお話を興奮気味に一生懸命話してくれました。本で読んだマザーテレサに実際に会い、言葉を受け取ったことがきっかけでこのスクールが始まったというエピソードは、子どもたちの心にも深く響いたのだと思います。
また、みほさんからの「貧しい環境にいるからとか、目が見えないからと言って、その人たちが何か劣っているということは決してないんだよ」というお話がとても印象的でした。みほさんのお話と施設の子どもたちとの交流を通して、子どもたちの心に届いていてくれたら嬉しいです。このような貴重な機会を準備し、温かく迎えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
④ 今回でインドでのボランティア活動は4回目となります。また、我が子を連れての訪問は今回で3回目になります。回数を重ねるたびに、娘の中で何かを学んでいると親として感じています。活動に参加するたびに、たくさんの笑顔や優しさに触れ、私は大きなパワーをいただいています。今回は、無償で運営されているプライベートスクールを訪問させていただきました。通っているのはスラム地域の子どもたちです。子どもたちはとても人懐っこく、まったく擦れた様子がなく、言葉も人種も違う私たちに積極的に話しかけてくれました。人と関わることが本当に好きなのだと感じました。その明るさの奥には、それぞれがさまざまな背景を抱えているのだろうという思いもありました。
さらに印象的だったのは、子どもたちが私たちのために歌や踊りを披露してくれたことです。日本には「おもてなし」という文化がありますが、インドにも同じように、訪れる人を心から歓迎する文化があるのではないかと感じました。子どもたちは綺麗な衣装を着て、インドの踊りを見せてくれました。その姿はとても上手で、真剣に学び、積み重ねてきたことが伝わってきました。踊る姿はとても楽しそうでした。
先生方は子どもたち一人ひとりに優しく、時には厳しく、愛情をもって接している様子が印象に残っています。教育とは勉学を学ぶことが大切であると同時に、生きていく術を学ぶことも同じように大切なのだと感じました。知識だけでなく、人との関わり方や困難を乗り越える力、社会の中で生きていく力を育てることが教育の本質なのだと思います。
そしてこの教育はスラムの子どもたちだけでなく、我が子にも同じように当てはまるものだと強く感じました。むしろ我が子は、このスラムの子どもたちから多くのことを教えてもらっているのだと思います。実際に、娘が偏見なくスラムの子どもたちに自らハイタッチをし、自然に触れ合っている姿を見たとき、経験こそが何よりの学びだと感じました。価値観が固まる前にこの体験ができたことは、彼女にとって計り知れない財産になることでしょう。
また、先日娘は学校で、無償で給食を配達している Akshaya Patra Foundation の施設へ社会見学に行く機会がありました。その施設のトラックが今回訪問した学校にも来ているのを見て、さらにみほ様からその取り組みについて日本語で詳しく説明していただいたことで、娘の関心がより深まりました。理解を深めていく姿を見て、「知ること」の大切さを改めて感じました。
また、みほ様よりインドの現状や支援の取り組みについて子どもたちに向けてお話をしていただいたこと、さらに学校の代表者や先生方から直接お話を伺えたことは、子どもたちの理解や興味を深める大変貴重な機会となりました。
今回の訪問を通して、ボランティア活動の意味についても改めて考えさせられました。「もうすぐ日本に帰るから」「忙しいから」「大きなことはできない」「寄付するお金もない」そのような理由で関わらないのではなく、たとえ小さなことであっても、その場所で人と触れ合い、自分で体験することに大きな意味があると思いました。
親が無関心であれば、子どももまた無関心のまま育ってしまうかもしれません。私たちは今、恵まれた環境にいます。この経験は私たち大人に子供たちが大きな可能性を見せてくれるのではないかと思いました。ミホさん、今回もこのような貴重な機会をいただき、心より感謝します。本当にありがとうございました。
⑤ 今回は貴重な経験を子どもたちと共にさせていただき、本当にありがとうございました。子どもたちが学校のこと、スラムのこと、支援団体のこと子どもたち目線で何かを感じ取り、今後の学びに活かしてくれることを願います。
私自身は改めて教育の大切さ、人と人とが繋がることの素晴らしさを強く感じました。貧困がゆえに教育を受ける機会がなく、教育を受ける機会がないから貧困になるという負のスパイラル。これを断ち切るためにも誰でも安心して通える学校が、教育だけではなく、多様な役割を担いながら生活に寄り添う形で地域の中にあることはとても意味があり素晴らしいことだと強く思います。卒業生がスタッフとして働いていらっしゃいましたが、負のスパイラルではなく、そのようなプラスのスパイラルがたくさん生まれると嬉しいです。
おそらく、親も子どもも傷つき、苦しい経験をたくさんしてきているのではないかと思います。さまざまな人たちとの繋がりの中で、親も子どももお互いがほっとできる時間、安心安全を感じられる時間が少しずつでも増え、子どもたちの笑顔が守られることを切に願います。私も自分には何ができるかを問い続け、自分にできることを細く長く続けていけたらと思います。
⑥ 今回、私は息子と息子の通うスクールの日本人生徒、その保護者と共に訪問させていただきました。創始者のレヌーさんのマザーテレサとの出会いから人生が変わり、今の活動に繋がっているというお話がとても心に残っています。
子どもたち同士がダンスや歌、折り紙を通して交流し、自然とみんな笑顔が溢れ出す。それはじんわりと心が温まる時間でした。また同時に子どもたちの辛い背景を考えると心が苦しくなる思いも込み上げてきました。
過酷な環境で生活するここの子どもたちにとって、この学校が安心して過ごせる場所であり、また彼らの未来を作る場所としてこれからもあり続けてほしいと願うばかりです。そして、一緒に参加した息子にとって学校で学ぶこと以上に貴重な体験であったことは間違いありません。ここで出会った子どもたちは「遠い世界の人」から「同じ感情感覚を持つ一人ひとりの人」として捉えられる機会だったのではないかと思います。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
⑦ みほさんから伺ったインドについてのお話に始まり、学校設立の歴史や背景のお話は大変心に響くものでした。MEGスクールがこれまで歩んでこられた道のりや、子どもたちの未来を想う強いお気持ちに触れ、どれほど多くの方々の支えと願いによってこの学校が築かれてきたのかを改めて感じることができました。
インドに住み始めて3年になりますが、これまで目にする機会のなかったインドの一面に向き合うことができた、大変意義深い一日となりました。
実際に子どもたちと交流させていただき、明るい笑顔や人懐こい姿に触れる中で、気がつけばあっという間に時間が過ぎておりました。子どもたちのパフォーマンスも本当に素晴らしかったです。5歳の娘にとっても、そして私にとっても、かけがえのないひとときとなりました。ぜひTISBでも、娘の友人や先生方とこの経験を共有できたらと思っております。
また私自身も、まずは身近なメイドさんやドライバーの方々の背景や生活、興味などに目を向け、「身近な人を知ること」から始めてみたいと思いました。そうすることで、ささやかでも何かお役に立てることに気づけるかもしれないと感じております。このような貴重な機会をいただきましたこと、改めて心より感謝申し上げます。
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