MUSE CREATION Charitable Trust [NGO]

LOVE & HOPE, NO BORDERS 🌏 国境を越えて、愛と希望。

11月19日は国連が定めるところの「国際女性起業家デー(Women’s Entrepreneurship Day)」だった。FKCCI(カルナータカ州商工会議所)は、2012年以来、毎年この日に記念日イヴェントを開催してきた。FKCCIは、現在300名を超える女性起業家会員を擁し、彼女たちが活躍できるよう、専門指導やネットワーキングなどの場を提供し続けているという。

先日も記した通り、今回、横浜を拠点とする「日印女子フォーラム」の関係者数名が来訪されたことから、バンガロールからも日本人の関係者を招きたいとの意向で、わたしにも声がかかった。先日、FKCCIオフィスに伺い歴代初の女性プレジデントであるUma Reddy氏らとミーティングをした。その際、わたしがスピーチをするのに加え、ミューズ・クリエイションとしても展示や販売の場を提供してもらうことになった。

ミューズ・クリエイションはじめWhatsAppグループで参加者を募ったところ、駐在員夫人メンバーはじめ、インターンの学生らも参加してくれることになったことから、雛人形や着物を着たマネキンなども展示。さらに、毎度おなじみの書道短冊に加え、福岡クラフトフェアの在庫である久留米絣や博多織の小物も販売することにした。思いがけず、たくさんの方に購入していただいた。

当日は、数百名のゲストが来訪。会場の入り口に設置していた雛人形は、多くの来訪者の関心を集め、加えて浴衣姿のメンバーらが会場に彩りを添え、写真撮影の嵐であった。ミューズ・クリエイションのメンバーは、帯同で駐在されている女性が多いとはいえ、日本で仕事をされていた方々が大半でもあり、このような場で人々と関わり合いを持つことは、よい刺激になったに違いない。

昨年の「着物ファッションショー」に引き続き、今回も我が亡父の浴衣が活躍。男子らは、浴衣を着ることにより、声をかけられる機会は圧倒的に増え、いや増えすぎて、休みなく、誰かと何かを話していたように見受けられた。

わたし自身、この日は準備のために、午前8時半に現場入りし、閉会式が終わる午後8時半まで、実に12時間、ランチとステージにいるとき以外はほとんど立ちっぱなし、話しっぱなしで、なかなかに濃厚な一日であった。

4月の一時帰国時に、自分の還暦祝いに購入した赤地に白い牡丹の京友禅サリー。これが気に入りすぎて、この半年、何度となく着ている。日本とインドの間に立つ自分にふさわしく、ひと目を引く効果は抜群だ。会場のどこにいても、声をかけられ引き止められ話が始まる。1日の終わりには、何十枚もの名刺が手元に集まっていた。

衣類の持つ力を改めて痛感させられた1日でもあった。

この日、開会式にはカルナータカ州の法務、議会、観光大臣であるShri H.K. Patil氏が、そして閉会式ではカルナータカ州の女性・児童開発大臣及び障害者・高齢者自立支援大臣であるLakshmi Hebbalkar氏がスピーチ。

Lakshmiのスピーチはここカルナータカ州のローカル言語であるカンナダ語で行われたため、すぐには理解できなかったが、場内から時折、歓声があがるなど、とても盛り上がった。調べたところ、女性起業家への大規模な支援策を発表していた模様。

わたしも閉会式で8分程度のスピーチを行い、起業家女性たちの表彰式にも立ち会った。

テキストの画像のようです

食品、ファッション、農業、ヘルスケア、エンターテインメント、テクノロジー、サステナビリティ、ソーシャルアントレプレナー……と、性差の垣根を越えて、社会を活性化させ、貧困層支援や環境問題の改善などにも取り組む、数多くの女性たちが受賞された。

彼女たちに表彰の盾を渡しつつ、次々にスクリーンに映し出される彼女たちの略歴に目を走らせる。圧倒的なパワーと可能性を感じて、未来が明るい。

ダイナミックに活躍する彼女たちを前にして、わたしのストーリーは話すに値するだろうかとの思いもあったが、原稿はAIでは決して作れない、わたしオリジナルの人生のストーリーに、このイヴェントのテーマでもあるツーリズム、アート、カルチャー、そしてアントレプレナーシップを重ねた。

原稿を添付しておく。読みやすいように、簡単な単語を用い、シンプルな文章でまとめている。

多くの女性たちから共感の言葉をいただいたが、「ご自身のキャリアが、今でも過程であるという未来を感じさせる内容がよかった」と具体的に褒めてくれる若い女性の言葉が、特にうれしかった。「成功」は瞬間的なもの、一時的なもの、規模の大きさや金銭的な利益の大きさになどに、比例するものとは限らない。

個々人によって、目的も、使命も、達成感の拠り所も、異なる。それぞれに、出自が異なるのと同様に。

人生2周目の第一歩。

いいスタートだった。

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