MUSE CREATION Charitable Trust [NGO]

LOVE & HOPE, NO BORDERS 🌏 国境を越えて、愛と希望。

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JH Poster
2月3日(土)、毎年恒例のJAPAN HABBA(ジャパン・ハッバ)が、バンガロールで開催された。HABBAとは、地元カンナダ語で「祭り」を意味する。

ミューズ・クリエイションとしては、今回6度目の参加だ。

毎年、2月中旬以降の開催だったが、今年は2月初旬。OWCのクリスマスバザールを終えたあとは年末年始でメンバーらが集まる機会が少なく、十分な準備ができなかった。さらには地元のゼネラル・ストライキ問題で、貴重な活動日であるSTUDIO MUSEがオープンできなかったり、またイヴェントそのものも1日前倒しになった。

しかし結果的には、過去最大の4,000名を超える来場者数を数え、ミューズ・クリエイションのメンバーもまた、非常に有意義な1日を過ごすことができたのだった。

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ミューズ・クリエイションのメンバーは、積極的に社会と関わる方が多いこともあり、当地在住日本人女性による「さくら会」のお世話係をされていたり、あるいは茶道など他のデモンストレーションを担当される方も多い。さらにはボリウッドやロイヤルエコーなど、他の活動と「兼部」され、複数のステージ出演をされる方もいる。

故に、毎年、ミューズ・クリエイションの販売担当と他の担当との調整が要されていたのだが、今年は、過去バザールの経験がある担当者が、とても少ない状況だった。

準備段階から最後まで通しで見られるのは、チーム・エキスパッツ(働き組)の古株、しのさんとわたしの二人だけ。頼りになるしのさんがいるから大丈夫だろうと思いつつも、今回はまた新しい会場で、場所の様子もわからない。

毎度おなじみ「臨機応変な対応」をするしかないと思いつつ、当日を迎えた。

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ジャパン・ハッバの前日、及び前々日は、朝から夕方までSTUDIO MUSEをオープン。チーム・ハンディクラフトの朝組、そして昼組、ミューズ・クワイアにダンサーズと、それぞれ準備や練習に勤しんだ。

年末のクリスマスバザール以降、作品作りの時間的余裕があまりなかったが、ラストスパートで作品を仕上げるメンバーも少なくなく、彩り豊かな作品がそろっていった。

一方、ミューズ・クワイア&ダンサーズは、年末にまた一気にメンバーが減った。メンバーの入れ替わりが多いミューズ・クリエイション故、このような事態は珍しくなく、なんとかなるとは思っていたが、少々心許ない状況でもあった。

そんな中、年明け早々のSTUDIO MUSEに、新メンバー5名が入会。うち2名はクワイアに、そして4名はダンサーズに、さらには1名のお嬢さんがダンサーズに参加することに。

一緒に練習できる機会が極めて少ないので、各自、自主練メインで、当日に挑んだのだった。

ちなみに写真のスコーンは、金曜日のSTUDIO MUSEのおやつ。焼き上がりがゴツゴツとして、見た目は今ひとつだが、焼きたての温かいスコーンに、濃厚なフレッシュクリームと、ヒマンチャル・プラデーシュ州の小さな村から届くお気に入りジャムをつけて食べると、たちまち幸せ。元気が出るというものだ。

農村部の女性たちに雇用機会を与えてもいるBHUIRA JAM。かつてはデリーでしか買えなかったが、最近ではバンガロール市内のスーパーマーケットでも見かけるようになった。このストロベリージャムもいいが、ビターオレンジ(マーマレード)もまた、格別だ。

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イヴェント時には、早起きをしておむすびと卵焼きを作る。年々、このソウルフードの大切さが身にしみる。少々疲れても、おにぎりを食べると元気が出るのだ日本人。ちなみにこの竹の皮は、日本で一時帰国時に購入したもの。おにぎりが蒸れず、いい感じで保存できる。そしてこのナプキン(本来はチャパティ包み)は、ムンバイのW.I.TというNGOで購入したもの。昔からお気に入りで、昨年末のムンバイで、新しいものを調達してきた。

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今年の会場はIISc(インド理科大学院)、通称TATAインスティテュートの中にある講堂。義兄ラグヴァンがかれこれ20年以上、ここで教授をしており、住まいもキャンパス内にあることから、折に触れて訪れたことがある。あたかも国立公園の中のような、広大な緑のキャンパスが広がっているのだが、わたしは講堂のあるエリアを訪れるのは初めてのことだった。

これまで4箇所の会場を見てきたが、すべての点において、この会場が一番、よかった。

車寄せに入った瞬間に、「ここは、いい!」と感じる空気が漂っている。

ロケーションのわかりやすさ、搬出搬入のしやすさ、駐車場のスペース、建築物の構造と清潔感、ステージの大きさ、音響の具合……すべてにおいて「適切」で、風通しがよく気持ちよい1日を送ることができた。

バンド(ストライキ)の影響で、急遽、開催日が1日前倒しになったにもかかわらず、大勢の来場者があったというのも、うなずける。

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ミューズ・クリエイションのテーブルは3つ。かつては4〜5つほど借りていたこともあったが、今年は3つまでとの制限があり控えめ。高校生のお嬢さんも参加。かつてミューズ・クリエイションは「子ども組」もあり、メンバーのお子さんたちの参加も歓迎していたが、この1年あまり、途絶えていた。

当地のインターナショナルスクールなどでは、子供達のヴォランティア活動を支援しており、このようなイヴェントへの参加も、学校に申請することができる。ミューズ・クリエイションではもちろん、参加証明のレターなども発行しており、子供達が地域社会と交流を図ることを支援している。

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3つのテーブルのうち、2つは作品販売、1つは毎度おなじみの書道短冊の販売。今回は、新人メンバーのうち3名のハズバンドに加え、ご友人2名も参加。初対面ながらも、いろいろな仕事をグイグイとお願いする。

書道部員も例年になく、潤沢だ。

そんな書道部員へ、最初の依頼は……「ゴースト」。

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なにゆえ、幽霊?

なんでも、日本のアニメーションの影響らしい。人気の幽霊系アニメがあるのだろう、きっと。

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しの&みほ。古株〜ズ♥

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ご夫婦で書道部員♥

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こちらのハズバンズは、折り紙部員に任命。

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実は、このテーブル、カップヌードルの日清さんがお借りしていたものだが、しばらくいらっしゃらなかったので、数時間お借りして、ゲストに向けておりがみ指導のヴォランティアを実施した。

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館内には、いつものように生花のコーナー。

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毎年好評の、茶道のデモンストレーション。日本人会会長である安川電機 (YASKAWA INDIA) CEOの浦川氏がお点前中。実はこの前夜、浦川氏から声をかけていただき、バンガロール来訪中の「福岡経済同友会」の視察団との会食に出席したのだった。

「濃ゆい」同志である。

以下、坂田インスタグラムから転載。

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年に一度の日本祭り、Japan Habbaを明日に控えて、ディープな一日。昨日に引き続き、今日も朝から夕刻までSTUDIO MUSEをオープン。縫ったり、書いたり、歌ったり、踊ったりで明日への準備も万端。夜は着替えて会食へ。

福岡経済同友会のメンバーが、現在、インド視察旅行をされており、ここ数日はバンガロールにご滞在とのこと。今日は福岡出身者ということもあり、ベンガルール(バンガロール)日本人会会長を通して、夕食会にお招き頂いた次第。

南インドのシーフードレストラン、カラヴァリのダイニングルームが、30名を超える九州人で埋め尽くされる。主には男性、しかも重職かつ年配の方が多数だとお聞きしていたが、みなさん強行スケジュールの疲れを感じさせないお元気さ。

同席の方々と、なんだかんだをお話ししつつ、十分濃い人たちから「濃ゆいですね」と言われるディープのせめぎ合い。ちなみに「濃ゆい」は九州弁。

故郷福岡との繋がりが、徐々に強まってきている気がするここ数年。来月にはまた、福岡関連の仕事も控えている。有り難き出会いを大切にしつつ、自分を活用できる場を積極的に見つけ出し、形にしていきたいと切に思う。

追記:うれしいお土産、ありがとうございました。

(転載終わり)

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フードコートも、大盛況。

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ヤクルトは、糖分控えめの新製品が発売開始されたとのこと。ちなみに彼、浅間氏もミューズ・クリエイションのチーム・エキスパッツ(最近休眠状態)のメンバーだ。ミューズ・クリエイションのメンバー向けに、試飲用新製品をたっぷりいただいた。ほどよい甘みで飲みやすい。

正直に言うと、普段、特にヤクルトを飲むわけではない。ただ、ヤクルトの中に含まれる「ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株」が不調時に効く、ということをインドに来て初めて、実感した。

わたしは、普段、強い薬を極力控えているが、歯科治療(インプラント関係)のあとだけは、医師に処方されるがまま抗生剤を飲んでいる。何度か服用したが、都度、お腹の不調に悩まされた。抗生物質が、ありとあらゆる菌を殺してしまうが故、である。

あるとき、抗生物質服用中にヤクルトを飲んだところ、たちまち腹部&大腸のトラブルが改善されるなど効果があった。

というわけで、止むを得ず、抗生物質を服用せねばならない際は、ヤクルトの飲用、お勧めだ。

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浴衣の着付けコーナーで働くミューズ・クリエイションのメンバー。毎年大人気のコーナーだ。

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ハンディクラフトの作品も、着実に売られていく。インドへ来て1カ月あまり、はじめてのバザールにも関わらず、みんなそれぞれに、お客さんと積極的に言葉を交わして交流を図っている様子が、とてもよかった。

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シャマラさん、坂田の畳縁作品、お買い上げ! サリーの色合いとぴったり♥

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こちらのお二人は、ステージパフォーマンスのハイライト、青森県の津軽三味線奏者。お二人とも、畳縁のケース(蓋つきヴァージョン)をご購入。三味線の弦の予備(丸く巻かれたもの)を入れるのに使ってくださるとか。うれしい! 

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ジャパン・ハッバ出演のため、日本から来訪された葛西頼之氏。

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そうこうしているうちにも、お客さんが詰めかけて、テーブルが見えない状態に。

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折り紙のデモンストレーションも人気。

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次々の「ご注文」に対応すべく、真剣に筆を走らせる書道部員。この風景、どこかで見覚えがある……。と、閃いた。学生時代、年末のデパートでバイトをしたとき、お歳暮の「のし書き」をする奥様バイト軍団が、こんな感じだった!

今年は書道経験者が多めだったので、わたしを含め、交代しながら対応できたのがよかった。テーブルが足りなくて、テーブル背後の手すりの上で書いたりもした。

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今年も女子は、力強い言葉を選ぶ人が多い。

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その一方で……。惨劇? 

メンバーが書いている文字を見て、一瞬、硬直してしまった。が、確かに、リクエストフォームに「Tragedy」と書かれている。

その爽やかな笑顔で、惨劇? 

なぜに、惨劇?

……おもしろすぎる。

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今回、自分が書いた中で、一番のヒット。アルンを「有運」とした自分のセンス、ナイス! と自画自賛。

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短冊は180枚以上準備していたはずなのだが、3時間ほどで、完売! 1枚50ルピーとはいえ、塵も積もれば山である。原価がほとんどかからず、利益率も高い。ここで閉店してしまったのではもったいない。

この商機を逃してはなるまい……と、持参した荷物を点検しながら、しばし考える。

幸い、ネームタグ用の厚紙や折り紙を余分に持参、またカッターナイフなど文房具もあったので、急遽、台紙を作ることにした。

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今回、時間限定で参加のメンバーが多数で、入れ替わりが多かったものの、この時間帯は大勢が集まったこともあり、みなで一斉に短冊作りを開始。

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千代紙がなくなったら、金&銀の折り紙で……という感じで、厚紙を包んでいく。

絵に描いたような「臨機応変な対応」がナイス!

こういう作業を手早く着実にこなせるのは、我々ジャパニーズの特長だと思う。ジャパニーズの波に乗って、坂田のもとで修行中のインド人女子大生インターンのピクシーも、黙々とがんばってくれた。

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短冊が小さくなった分、1枚30ルピーに割引。急遽、「夢」とか「福」などの1文字の見本も作り、名前の当て字ではなく、日本語で最大2文字に当て字が可能な「好きな言葉シリーズ」に変更。

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そんな中、”One Idea (一つのアイデア)”と書いて欲しいとのご要望。

“One Idea?”

“One Idea?”

“One Idea?”

と、3回くらい、聞き直した。だって、なにゆえ、”One Idea?”

そんなわけで「一案」。

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日清さん登場に伴い、速やかに撤退した折り紙部員は、販売テーブルの隙間に場所を変えて、引き続き、折る。自分で折るよりも、当然ながら人に教えながら折るのは難しい。結構な根気が必要だ。ともあれ、折り紙職人と化したハズバンド、楽しげなご様子は、なによりだ。

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そうこうするうちにも午後になり、ステージパフォーマンスが盛り上がるころ。ミューズ・クワイア&ダンサーズの出演は2時45分からとのことだったので、店は2時過ぎに閉める予定だったが、数名のメンバーが店番をしてくれるというので、引き続き、オープン。

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出演前、舞台袖から眺め聞く津軽三味線! なんとも心地よく身体に取り込まれる、独特の「粘り」と「歪み」がある、しかし香ばしく、いい音! いいリズム!! 弦からの音だけでなく、撥(バチ)の音に相当の主張があるということにも、今更ながら気づいたのだった。

背後からでも「生の音」を聞くことができたのは、本当に幸運だった。

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ミューズ・クワイアは新曲を準備する余裕がなかったので、かつて歌ったことのある「トゥモロー」(ミュージカルの「アニー」より)と「糸」(中島みゆき)の2曲を歌う。新メンバー2名に加え、ハンディクラフトからの助っ人、さらには、すでに日本に帰国されたメンバーが、単身赴任中のハズバンドのもとをご来訪中で急遽参加され、各パート4名ずつがそろった。

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そして定番のJAI HO!。こちらもまた、新曲の用意をする余裕がなく、しかしジャパン・ハッバでこの踊りを披露するのは数年ぶりに2度目、ということもあり、新鮮な気分で取り組んだ。

特に1月にメンバーとなったばかりの新人4名、加えて、この日が初対面のメンバーのお嬢さん(17歳)1名、及び新ダンサー1名の計6人が、今回初参加。各自、自宅で自主練をしてもらったものの、全員でフォーメーションを組み、一緒に踊るのはこれが最初というぶっつけ本番だった。その割には、十分にいい出来だったのではないかと思う。

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ステージ前には緊張していたメンバーも、観客席から歓声や拍手を受けて、舞台から降りた時には満面の笑顔。目を輝かせながら「楽しかった〜!」という彼女たちの様子を見て、とてもうれしかった。

ミューズ・クリエイションは基本的に、素人の集まりである。プロのダンサーや先生が在籍していた時期もあったが、ほとんどは素人。日本にいたら、多分ステージに立つ機会がないであろうわたしたちが、この国ではこうして、人様の前で、大胆にも歌ったり踊ったりする機会を得ることができている。そして声援を送ってもらい、喜んでもらえる。

こういう体験は、稀有なことだと切に思う。

日本ではできない、かようなイヴェントに関わることは、必ず心の糧になると思う。メンバーにおかれては、これからも積極的に諸々の行事に参加してほしいと願う。

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ジャパン・ハッバが終わって、ようやくひと段落。これから数カ月は大きなイヴェントがない。慈善団体訪問などを積極的に行いながら、今後の活動方針をメンバーと打ち合わせ、検討したいと思う。

関係者各位、メンバーのみなさん、お疲れさまでした!

JAI HO!

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