MUSE CREATION Charitable Trust [NGO]

LOVE & HOPE, NO BORDERS 🌏 国境を越えて、愛と希望。

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2月12日(日)、毎年恒例のJAPAN HABBA(ジャパン・ハッバ)が開催された。HABBAとは、地元カンナダ語で「祭り」を意味する。即ち「日本祭り」である。

当地の日本語教師会や日本語を学ぶ学生たちなどが中心となって始められたこの祭りは、今年で13周年を迎える。ところで2017年は「日印友好交流年」らしい。外務省の当該ページを抜粋する。

「2016年11月,モディ・インド首相が訪日した際,安倍首相との間で,日印間の人の交流をさらに活発化させるため2017年を日印友好交流の年とすることに合意しました。折りしも2017年は,日印文化協定発効60周年にあたり,日本及びインドの両国において様々な交流事業を実施する予定です。こうした事業を通じて,両国の友好関係を更に強化し,様々なレベルと分野での交流が深化し,相互理解が一層増進されることが期待されます。」

とのことである。このジャパン・ハッバもまた、「日印友好交流年記念事業」として認定されたとのこと。

さて、ミューズ・クリエイションとしては5回目の参加となった今回。新しい会場となったことで、少々勝手がわからなかったものの、つつがなく充実した1日を過ごすことができた。

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前日のリハーサル。時間を間違えて早めに到着しすぎたのだが、それが幸いした。日本からのスペシャル・ゲストである和太鼓の金子竜太郎氏、そして篠笛の狩野泰一氏のリハーサルを眼前にすることができたからだ。

いくつもの太鼓の鼓動、艶やかで滑らかな篠笛の響き。耳から身体全体に、気持ちよく染み渡る音!

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リハーサルから完全なる仮装集団。演劇関係者かと思いきや、日系企業の社員の方々だとのこと。本気の出で立ちにびっくりだ。『ラーマヤナ』と並ぶインド二大叙情詩のひとつ、『マハーバーラタ』の一部を演じるとのこと。

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さて、当日。午前中から会場はオープン。毎年恒例の書道や茶道、着付けのコーナーは大人気だ。ミューズ・クリエイションのメンバーは、毎回のことであるが、会場のあちこちで、ヴォランティアをされており、大活躍である。

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ゲストが絶え間なく訪れる着付けデモンストレーションは、本当に体力勝負。

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日本のお香も販売されていた。同じ白檀でも、芳香が強いインドのお香とは異なり、まろやかで静かな香りの日本のお香は、本当に気持ちが落ち着く。わたしは日本から、日本のお香を常に持ってきており、折に触れて、焚きしめている。

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ミューズ・クリエイション。今年は5つのテーブルを借りて、フードコートの一隅に店を出す。チーム・ハンディクラフトの作品販売のほか、毎年人気のミニ書道コーナー、カフェ・ミューズのコーナーを設けた。

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昨年のミューズ・チャリティバザール以来、定番となっている「アート・バルーン」も大活躍。

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ハンディクラフトの作品は、安定の人気。

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書道コーナー。例年同様、短冊に名前(当て字)や好みの言葉などを書いて販売する。今年は10時から2時に店を閉じるまで、185枚もの短冊がゲストの手に渡った。

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助っ人として、メンバーの伴侶も参加してくれ、非常に助かった! わたしも少し、手伝った。

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カフェ・ミューズではミューズ・クリエイションオリジナルの、南インド産アラビカ豆100%美味コーヒー豆販売のほか、その場で飲めるコーヒーやメンバー手作りの焼き菓子を販売。こちらも大好評だ。

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ハンディクラフト販売でも、伴侶男子が大活躍! 

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チーム・エキスパッツの男子メンバー。

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「客寄せ&雰囲気作り」担当だったはずの、我が夫と現在デリーより来訪中の義父、ロメイシュ・パパ。ミューズ・オリジナルのポロシャツを着用してはいるものの、ファミリーフレンドと一緒に食事をしたり、ホールでのプログラムを鑑賞したりと、まったく戦力にはならず。しかし、ロメイシュ・パパが楽しんでいたので、よかった。ということにする。

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篠笛奏者の狩野氏と、しっかりツーショット撮影をしている夫。狩野氏の、親指の力強さに目を奪われる。指先から、ただならぬオーラ!

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他のブースも大賑わいだった。わざわざマイソールから来たという、この女子大生たちの、オリジナル・アニメグッズのクオリティの高さに感動。アニメの外交力のパワーは絶大だと、毎度、思わされる。インドに限らず、世界の随所で。

★ ★ ★

ミューズ・クワイア&ダンサーズの出演が午後2時45分からだったので、販売ブースは2時ごろ閉店。ちなみに当日の売り上げは、約5万ルピーと過去最大! コストを差し引いたら純利は少々減るものの、それでも数時間で5万ルピーとは、すばらしい。

毎度、書いていることだが、ミューズ・クリエイションのバザールにおいては、あくまでも売り上げは二の次で、まずは活動そのものを楽しみつつ、ローカルと交流を図ることを目的としている。

その点においては、今回も、参加メンバーがそれぞれに、インド人のゲストたちと言葉を交わしながら、意義深い時間を過ごされていた。それに加えて、これだけの売り上げがあり、それが慈善団体への寄付へと繋げていけるのだから、すばらしいことである。

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ミューズ・クワイア&ダンサーズ。こちらもつつがなく、パフォーマンスを終えた。これは、終わったあとの一枚。

実は、ダンサーズ、こういう写真もある。

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これはちょうど1週間前、先週の火曜日にカメラマンによって撮影されたものだ。実はこの日、出演するダンサーズが初めて全員で集まれた日でもあり、この日からフォーメーションを練習し、数日で完成させたのだった。

つまりはこの時点では、「本当に、踊れるんだろうか」と不安でいっぱいだった。

にも関わらず、諸事情があっての写真撮影。その諸事情については、また後日、触れるとする。

ちなみにこの「なんちゃって浴衣」はメンバーがインドで布地を購入し、テイラーで仕立ててもらったもの。かなり出来栄えがいい。本当の浴衣も、こちらで軽く仕立ててもらえそうだ。

ところでわたしにとって、今回、ダンサーズに参加したのは、かなりチャレンジングなことであった。

去年のボリウッド・ダンスは、「セクシー」な曲だったがゆえ、夫から出演禁止令が出た。「NGOを運営するいい歳したインド人の妻が踊るにふさわしくない」と言われ、客観的に考えるに、確かにそうだと納得した次第。

もっとも、同じボリウッドでも、「JAI HO!」はこれまで、何度か踊ってきたし、それなりに踊れていた気がする。ピンクレディ世代だもの。な〜んて調子に乗って、今年は踊るぞ! と宣言していたのだが……。

『千本櫻』が課題曲に決まり、そのときには「簡単にアレンジされた踊り」を練習するはずが、諸事情あって、オリジナルに近い形で踊ることになった。3週間前に自分のパートが決まって以来、若女子の足を引っ張ってはならぬと、ケララの旅先でも毎朝、夫がプールで泳いでいる間に特訓。

メンバー全員で合わせたのは先週の火曜日が最初だった。わたしはといえば、フォーメーションの覚えも悪く、四苦八苦したが、自宅でも自主練。その後、数日の練習で、ほぼ完成した。やればできるものなのだ、とメンバー全員が、自信をつけたのだった。聞けばみんな体育会系女子。「追い込み」に強いのはそのせいか。

わずか数日の合同練習も、「お疲れ〜! また明日〜!」と、久しぶりの部活気分が味わえたのも、青春感が漂っていて懐かしかった。

★ミューズ・クワイアによる『春の小川』&『ジュピター』

★ミューズ・ダンサーズによる『千本櫻』

わたしはといえば、このところ、更年期による関節痛(骨密度が低下するらしい)があり、膝を労わりつつの練習だったが、本番はそんな痛みを感じさせない。感じさせないどころか、もう、やったらうれしそうだ。しかも、無意識のうちに歌ってさえいる。自分でも驚く。

どんだけ、楽しかったんだか。

ところで、感謝に堪えないのは、アーユルヴェーダのMYAXYLオイルとナイキのスニーカー。このオイルは本当に効く! 朝な夕なに膝や肩、背中に塗って、筋肉痛や関節痛を和らげた。

それから、1MGのNIKEで、店のお兄さんに強く勧められて購入したスニーカー。エアは入っていないが、軽くて、かかとの着地がとても楽。彼の言う通り、腰や膝への負担を軽減してくれて、他のスニーカーで踊っていた時とは全然違う疲労感だ。スニーカー、進化している。

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自分たちの出演が終わり、後片付けなどをすべて済ませて、ようやくひと段落。他の出演者のパフォーマンスを楽しんで、充実の1日が終わった。疲労困憊ながらも、ロメイシュ・パパ含め、義姉一家と夕飯に出かけ、長い長い1日が終わったのだった。

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メンバーの入れ替わりが激しいミューズ・クリエイションではあるが、今年は4月までに、いつになく大勢のメンバーが一気に帰任される。その人たちにとっても、今回は最後の大きなイヴェントとなり、いい思い出ができたことだと思う。

毎回、同じようなことを繰り返しているようで、同じことにあらず。

そのときどきのメンバーが、そのときどきの思いとともに、インドでの日々を明るく彩るべく、こうしたイヴェントの一つ一つが、かけがえのない思い出になっていく。

ゆえに、わたし自身も、常に気持ちの鮮度を保ちながら、歳月を重ねていきたいと思うのだ。そしてそれは、わたし自身にとっても、大切なこと。自分のなかに、ささやかでも、いつもとは異なる変化を確認できる。

みなさま、お疲れさまでした。

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