MUSE CREATION Charitable Trust [NGO]

LOVE & HOPE, NO BORDERS 🌏 国境を越えて、愛と希望。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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【ミューズ・クリエイション始動で思うこと】

美術、音楽、家庭科、体育……中学、高校時代、いずれも好きな科目だった。

絵を描く、歌を歌う、楽器を演奏する、菓子や料理を作る、裁縫や編み物をする、書道をする……。

しかし、社会人になってからは、それらとの関わりが、極めて浅くなっていた。

仕事最優先の歳月のなか、それらは趣味の領域と認識され、趣味に時間を費やす精神的な余裕がなかったのだ。

36歳を目前に結婚をして、夫と暮らすようになってから、ようやく「料理」する時間が増えた。

しかし、それ以外のことは、いつも思い切りがつかぬまま。たまに思いついたように、「創造力」を刺激するあれこれをやってはみた。

かつて、利益のあがらない情報誌、muse new yorkなどを出版していたのもまた、その一環だったような気がする。

思えば、インド移住後、今の住居を購入し、猛烈な勢いで「プチ家作り」に没頭したのは、多分、わたしの中の創造力が刺激されていたのかもしれないと、今、思い至る。

今回、ミューズ・クリエイションを発足し、早速ミシンを購入したり、制作物のアイデアを考えたり、歌や料理に思いを馳せたりしているうちに、「創ること」の楽しさが蘇って来た。

脳みその眠っていた箇所が刺激されるようだ。

「一人からでも、始めよう」と地道な心意気で開始したが、すでに30名もの賛同者を得、うれしく思う。

「布」「紙」「歌」「食」それぞれのチームの活動が軌道に乗るまでは、頻繁に連絡をとりつつ、方向性を固めていければと思っている。

加えて、毎週金曜日の午後のオープンハウス、「サロン・ド・ミューズ」

古くからの読者には、懐かしい響きだと思う。米国在住時、まだブログが一般的ではなかったころ、会員制のサイトを作っていた。

そのサイトの名前が「サロン・ド・ミューズ」だったのだ。

いつか、ヴァーチャルではない、リアルな「サロン・ド・ミューズ」を開きたいと思っていたので、強引に命名してみたが、これもまたいい機会である。

サロン・ド・ミューズは、ミューズ・クリエイションのメンバー、そして関心を持つ方に、自由に利用してもらえればと思っている。

サロン・ド・ミューズ利用の鉄則はただ一つ。

「悪い噂話をしない」。

それ以外の部分は、自由に楽しんでいただける「創造の場」であればと思う。

※随時、参加受付中。ご興味のある方、いつでもご連絡ください。

ちなみに、「ミューズ」とは、以前も書いたが、ニューヨーク在住時に起業した会社「ミューズ・パブリッシング」からとった。

「ミューズ (MUSE)」の語源は、ギリシャ神話の「ムーサ (MUSA)」の英語名。ギリシャ神話で芸術を司る9人の女神の総称だ。

MUSIC, MUSEUMなどの語も、このMUSEから派生している。つまり、非常に芸術的創造を意味する単語なのだ。

詳しくは、Wikipediaを参照されたい。といっても、さほど詳しくは書かれていないが。

決して、薬用せっけんに因んでいるわけではないので、念のため。

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【ボーンフリー・アートスクールの中山実生さんとの出会い】

2002年より10年近くに亘り、バンガロールを拠点に「子どもの権利活動家」として、ストリートチルドレンの子どもたちにパフォーマンスなどを教授する活動を続けている女性がいる。

Mioi中山実生(なかやま・みおい)さん。

彼女のお名前は、わたしがバンガロールに暮らし始めた当初の2006年ごろ、バンガロール日本人会のホームページを通して知った。

その後、彼女の所属する団体に一度メールをお送りした。

しかし、彼女の手元には届いていなかったようで、以来、一度もお会いすることなく、約5年の歳月が流れていたのだった。

ところがつい数週間前、それも立て続けに、全く異なる2人の方から、まるで示し合わせたように「中山さんにお会いして欲しい」との連絡をいただいた。

紹介してくださったお二人とは、面識がない。彼女たちは、このブログを通して、わたしのことをお知りになったようだ。

ともあれ、中山さんがまだバンガロールで活動をされていることを知り、お会いしたいと思った。双方に、わたしの連絡先を中山さんにお伝えして欲しいと連絡したのだった。

そして先週の土曜日。ミューズ・クリエイションを結成した翌日のこと。中山さんからお電話があった。ぜひお会いしましょうということで、今日、拙宅へお招きしたのだった。

中山さんの出身地は広島。

「13歳での初の海外旅行でアウシュビッツ強制収容所を訪れて以来、10代でヨーロッパ各地の強制収容所へ旅をする……」

というバックグラウンドを持つ。ご両親の影響も強かったようだ。

2000年トルコへ旅をしたとき、初めて児童労働者に出会ったのを契機に国際子ども権利センター(東京事務所)でボランティアとして活動を開始。

以来、子どもの権利に関するNGOの活動に専心しているという。

2005年にバンガロールにて、芸術家のジョン・デヴァラジ氏と共に「ボーンフリーアートスクール」を設立。

ストリートチルドレンを受け入れ、生活のサポートしながら、パフォーマンスを教授、日印各地を舞台に、数々のイヴェントで活動を行っているとのこと。

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【ボーンフリーアートスクールの概要】(サイトより引用)

ボーンフリーアートスクールは働く子ども、ストリートチルドレン、債務奴隷の子どもたちを救出し、音楽、ダンス、演劇、彫刻、絵、写真、映画作りなどを通して新しい世界を子どもたちのために生み出す活動をしています。

労働や路上生活で子どもたちはおとなによる様々な虐待を受けたり、ドラッグや犯罪に手を染めたりしてきています。そのような状況にある子どもたちは心身共に自由に解放されることが重要であり、芸術を通してボーンフリーでそれを実践しています。

ボーンフリーでは教育の権利をどの子どもたちにも保障できるよう、子どもと女性の権利の尊重から平和問題まで幅広く取り組んでいます。

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広島、長崎、原爆のこと。ストリートチルドレンや貧困層の話題。インドの社会問題やカースト制度の実情……。

さまざまな話題に飛びつつも、初対面ながら違和感なく、互いの言わんとすることが理解し合え、瞬く間に数時間が過ぎた。

「ミューズ・クリエイション」と共同で行える活動もありそうで、非常に楽しみである。

バンガロールで、地道にヴォランティア活動をしている方のおひとりと、こうして出会えたのは非常に意義深いことである。

今後、互いに情報を交換し合い、助け合いながら、より広がりのある活動ができるだろうとの思いだ。

彼女の活動については、近々、西日本新聞の連載『激変するインド』でも、レポートさせていただくことにした。

※そこで以下は、早速の告知である。バンガロール在住の方には、ぜひ目を通していただきたく、お願いします。

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6月12日、国際児童労働の日に際して、ボーンフリーアートスクールパフォーマンスを披露するとのこと。子どもたちのパフォーマンスだけでなく、プロのダンサーによるパフォーマンスも披露される。

盛りだくさんの演目で、とても楽しそうだ。もちろん、わたしも観に行く予定。チケットの購入をご希望の方、どうぞメールでお知らせください。muse.india@me.com

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「喜びの海~子ども時代を祝う」(Oceans of Joy~to Celebrate Childhood)

ボーンフリーアートスクールでは国際労働機関が定義する国際児童労働の日を覚え、「喜びの海~子ども時代を祝う」を、元働いていた子どもたちにより児童労働をテーマにしたダンス、音楽、演劇を統合したプロダクションを発表します。

今回のイベントでは、子どもたちにより児童労働問題が語られ、演じられます。ボーンフリーアートスクールでは、インドフォークダンスからクラシカルバレエ、ジャズ、コンテンポラリーと幅広くトレーニングを行ってきました。

パフォーマンスを通して子どもたちは自尊心を取り戻し、記憶力を増すこと、大きな自信につなげること、アーティストとして夢見る機会を持つことが目的です。

また、今回のイベントではバンガロールで活躍するアーティストをゲストとしてお迎えし、イベントを盛り上げていきます。またボーンフリーではパフォーマンスを通して活動資金を集め、子どもたちの教育と発展のために役立てています。

■子どもたちによるパフォーマンス
・ボーンフリーアートスクール;児童労働に関するショートフィルム上映、ダンス、演劇、音楽、写真展
・チャイタニヤ(女の子たちのNGO)

■プロダンサーによるパフォーマンス
・ヤナ・ルイス・ダンスカンパニー(バレエ・ジャズ)
・マインド・スタジオ(コンテンポラリー)
・ラテン・ダンス・インディア(サルサ)
・アエロス4ダンス(ヒップ・ホップ)
・アビラシュ・ニンガッパ(コンテンポラリー)
・ムトゥンジャヤ(St.ジョーセフ大学生)

★主催:ボーンフリーアートスクール
・とき:2012年6月12日(火)午後7時開始(6時半開場)
・ところ:KH Kalasoudha
・入場料:Rs.100/ Rs.150/ Rs.200

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【ボーンフリーアートスクールのサイト】

■BORNFREE ART SCHOOL (English) 
■Children of Peace(日本語)

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