MUSE CREATION Charitable Trust [NGO]

LOVE & HOPE, NO BORDERS 🌏 国境を越えて、愛と希望。

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先日開催した第16回チャリティ・ティーパーティで集められた寄付金と寄付の品々を持参して、本日、「ドミニカン・シスターズ」を訪問した。

わたしは以前、OWCのロードトリップで訪問したことがあり、これで二度目。施設の詳細については、過去に記しているので、ここでは同じ内容は掲載しない。

関心のある方は、こちらの記録をご覧いただければと思う。

■貧困層の女性を支援。ドミニカン・シスターズを訪問 (←Click!)

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前回同様、シスターのジニに連絡。彼女からさまざまに話を聞く。

フランスの修道女によって創設されたドミニカン・シスターズ。インディラナガールにあるこの教会は、1992年より、スラムの子供たちの託児所として地域に貢献している。

2007年からは、前回の記録にも記している通り、貧困層の女性たちのセルフヘルプ(自助)グループを支援。現在は、325名の女性たちが属しているという。

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託児所には、現在、2歳〜6歳までの子供たち約100名が通っている。ここでアルファベットなどや基礎的な英語、絵画、ダンスなどを教えているという。

毎度毎度、書いていることだが、このような慈善団体に身を置く子供たちは、本当に行儀がいい。しつけが行き届いている。

右上の写真。椅子に座っているのは4、5歳児。床に座っているのは2、3歳児。今日はわたしたち以外に、フランス人のヴォランティア・グループが訪れており、夏休み前最後の日とのことでパーティの準備をしていた。

子供たちは、そのパーティ開始を待っているところだったのだが、わたしたちが部屋に入ると、先生の指示に従い、着席した。

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最初のうちはぎこちない表情の子供たちも、わたしたちが近寄ると、「アンティ! アンティ!」といいながら近づいて来る。

例に漏れず、写真を撮られたがる子供たち。シスターの許可を得て、撮影(掲載)する。

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その時々によって状況が違うが、もしも時間があれば折り紙を教えようと、古新聞を持参しておいた。

フランス人のグループ(彼らは週に2回、ここを訪れて子供たちの面倒を見ている)が、数十名ずつの子供たちにお菓子を振る舞っている間、本日、同行してくれた日本人女性の方々とともに、カブトを作る。

子供たちは興味津々で、みなの作業を見つめている。

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簡単で、喜ばれる折り紙の一つがこのカブトなのだ。新聞は、毎度のごとく、経済誌mintが活躍。

タブロイド判のこの新聞。端の部分を切り取って正方形にしてカブトを作ると、頭が小さめなインドの子供たちにぴったりフィットするのだ。

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テーブルなどないので、床にしゃがみこみ、厳しい体勢での折り紙。さすが日本の女性は手先が器用で折るのも早い! 次々に折り上がるカブトを被り、子供たちも喜んでいる。

先生にも覚えてもらおうと、折り方を伝授。こうして身近にある材料で、遊び道具が作れるのがいい。今回、飛行機は作らなかったが、飛行機もまた、子供たちが喜ぶ折り紙だ。

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やたらとカメラに迫って来る彼女。2、3歳とは思えない、主張の強い表情をしている。

いつものことだが、子供たちのかわいらしさがたまらない。どの子供たちの表情も、それぞれに愛らしく、個性がほとばしっている。

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フランス人のグループは、今日は手作りのお菓子や飲み物などを持参。夏休み前のパーティということで、子供たちにふるまっている。

子供たちは行儀よく、黙々と、ケーキを食べている。

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子供たちの服装がまちまちなのは、寄付されたものを着ているからだ。インド的なものあり、アメリカンなものあり。

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照れくさそうにはにかむ子。ぼんやりとして反応が鈍い子。きりりとした目のしっかりとした子。常に前に前に出て来る子。人影でこちらを眺めるだけの子。人に教えたがる子。飲み込みが早い子。遅い子。

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わずかな時間の間にも、それぞれの子供たちの個性が、ぐんぐんと伝わってくる。その、それぞれの子の持つ個性が、貧困という生活環境の中で、これからどう、育まれてゆくのだろう。

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子供たちの多くは、ここを出て近隣の学校に入学するようだが、将来、明るい未来が待っているかといえば、そうではない。

時代はかわりつつあるとはいえ、インドでは、生まれついた境遇が一生ついて回ることが一般的。貧困層出自の人たちが「希望ある明るい未来」を開くのは、非常に難しい。

貧困は受け継がれ、希望を持てない男たちは酒浸りになり、女たちは家計と家族を支えるのでいっぱいいっぱいで……。

だからこそ、このような慈善活動を行う団体の存在が、本当に貴重だ。

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しばらく子供たちと遊んだあと、場所を変えて、お菓子やチャイをいただきながら、ジニの話を聞く。

上の写真は、セルフヘルプグループの2011年の活動内容を示すボード。現在325名の女性たちによる合計20のグループが存在。各グループは月に2度集まって勉強会をし、月に1度、100〜200ルピーの積み立てをする。

グループによって構成人数が異なり(20名が理想らしい)、積み立ての金額も異なることから、最終的な利子の金額(右端)も異なるものの、少なからず、増えているのがわかる。

半年を過ぎれば、この中から必要な人はローンを組むこともできる。高利貸しなどに頼るよりも遥かに安全ではあるのだ。

インドには州ごとに貧困層向けのこのようなプログラムがあるが、中には代表者がお金を持ち逃げしたり、ローンを踏み倒して姿をくらます人もいるなど、問題はつきない。

しかし、ここはドミニカン・シスターズのもとで口座を開いているため、安心なのだ。貧困層向けの財政支援プログラムの実情については、また折をみて記したいと思う。

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このような施設を訪ねることで、学ぶことは本当に多い。

ともかく、今は理屈抜きに、動きたいときに動き、訪れたいところを訪れ、自分の糧としてゆこう。これがどのような形になって実を結ぶのか。我がことながら、先のことはわからないのだが。

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サリーを着た彼女がジニ。右上は寄付金の領収書(10,000ルピー)。

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